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【テンプレ付】自己分析フレームワーク5選!やり方やおすすめツールも解説

就活において「自己分析」は欠かせないステップです。

しかし、いざ取り組もうとしても、どこから始めればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、就活生向けに効果的な自己分析フレームワークを紹介し、それぞれのやり方や無料のテンプレートもあわせて解説します。

この記事を読むのがおすすめな人
  • 自己分析のやり方が分からず困っている就活生
  • 自己分析フレームワークの具体例を探している就活生
  • 無料で使えるテンプレートやツールを活用したい就活生
目次

自己分析のフレームワークとは?

自己分析のフレームワークとは一体何なのでしょうか?

就活に欠かせないこの概念について、まずは基本から解説していきます。

自分の強みや価値観を整理するための枠組みのこと

自己分析のフレームワークとは、自分自身の価値観や強み、行動特性などを整理・可視化するための「枠組み」のことです。

自己分析は、感覚だけで進めてしまうと主観的になりやすく、本来の自分像を正確に把握できない可能性があります。

そこで活躍するのが、自己分析のフレームワークです。

これらを使うことで、自分の経験や感情を客観的に見つめ直しやすくなり、エントリーシートや面接で説得力のある志望動機や自己PRを作る土台が整います。

【無料テンプレ付】自己分析のフレームワーク5選

ここでは、就活生に特におすすめしたい5つの自己分析フレームワークを紹介します。

①自分史

自分史は、これまでの人生を時系列で振り返るフレームワークです。

小学校から大学までの経験を整理し、それぞれの時期に「何を頑張ったか」「苦手だったこと」「どう感じたか」などを掘り下げていきます。

何を頑張ったか嬉しかったこと苦手だったことその時のモチベーション
小学校漢字の練習や読書に励んだ漢字テストでクラス最高点を取った人前で発表することに緊張した高め
中学校陸上部で毎日の練習を継続したリレー大会で区大会に出場できた部活動内での上下関係に悩んだ中程度
高校文化祭の実行委員として企画を担当クラスの出し物が成功して拍手喝采を浴びたタスク管理と学業の両立に苦労した高め
大学卒業研究に1年間打ち込んだ教授に研究の完成度を褒められたチーム研究での意見調整が大変だった非常に高い

【やり方】

  1. 横軸に「何を頑張ったか」「嬉しかったこと」など、掘り下げたい内容を記載する。
  2. 縦軸に「小学校」「中学校」「高校」「大学」など、時期ごとのフェーズを記載する。
  3. それぞれのマスに、当時の具体的なエピソードや感情を記入する。

このように、自分史を通じて「どのような状況で力を発揮できたか」「どんな課題に苦手意識があるか」などが明確になり、自己PRや志望動機に活かす材料が揃います。

※以下の無料PDFを保存して、書き込み用に活用してください。

②SWOT分析

ビジネスの戦略分析で有名なSWOT分析も、フレームワークとして自己分析に応用できます。

SWOTとは、自分の【Strength(強み)】【Weakness(弱み)】【Opportunity(機会)】【Threat(脅威)】の頭文字をとったものです。

出典:就活エージェントneo

【やり方】

  1. Strength(強み)に周囲に褒められること、成果を出した経験を記入する。
  2. Weakness(弱み)に失敗経験や苦手意識のあることを記入する。
  3. Opportunity(機会)に活かせるスキルや資格など自身が持つメリットを記入する。
  4. Threat(脅威)に自身が持つデメリットや不安要素を記入する。
  5. それぞれの項目を整理する。

SWOT分析では、自分の強みや弱みといった内面的な要素に加え、就活市場や業界のトレンドといった外部環境も整理するため、多角的な視点から自分に適した仕事や就活の軸を見つけやすくなります。

※以下の無料PDFを保存して、書き込み用に活用してください。

③マインドマップ

マインドマップは中心に「自分」を置き、そこから連想されるキーワードを枝分かれさせて書き出すフレームワークです。

出典:SOMPOCKET

思考が広がりやすいため、自分でも気づいていなかった側面に気づけるのが大きなメリットです。

【やり方】

  1. 中心に「自分」を置く。
  2. 放射状に「性格」「趣味」「特技」「価値観」などに分岐させる。
  3. 各要素に対し、さらにエピソードや感情を書き込む。

※以下の無料PDFを保存して、書き込み用に活用してください。

④キャリアの3軸分析(Want・Can・Must)

キャリアの3軸分析は自分のキャリアを3つの軸から捉え、将来の方向性を考えるフレームワークです。

出典:就活総研

このフレームワークは自分に向いている職種や業界選びで迷っている人に特におすすめです。

【やり方】

  1. Want(やりたいこと)に関心のある業界、働きたい環境などを書く。
  2. Can(できること)に得意なこと、実績のあるスキルを書く。
  3. Must(求められること)に企業や社会が必要としている能力を書く。

3つの軸が重なる部分こそ、自分が目指すべきキャリアの方向性だと考えられます。

※以下の無料PDFを保存して、書き込み用に活用してください。

⑤自己分析シート/質問リスト

あらかじめ用意された質問リストに答えていく形式のフレームワークです。初めて自己分析をする人でも取り組みやすいのが特長です。

【よくある質問項目】

  • これまでの人生で一番頑張ったことは?
  • その時、なぜ頑張れたのか?
  • 周囲からよく言われる長所・短所は?
  • 嫌だと感じた経験とその理由は?

質問に答えることで、自身の行動パターンや価値観の共通点が見えてきます。

※以下の無料PDFを保存して、書き込み用に活用してください。

おすすめの自己分析ツール

ここでは、就活生が無料で使えるおすすめの自己分析ツールを4つ紹介します。

フレームワークと併用することで、より客観的な視点を得ることができます。

適性診断MATCHplus

出典:マイナビ2026

適性診断MATCHplusは就活サイト「マイナビ」が提供する無料ツールで、性格の傾向や強み・弱み、適職タイプを可視化してくれる診断です。

世界40カ国、年間1,000万人以上が受検している信頼性の高い診断により、就活生の強みや価値観を客観的に把握することができます。

また、診断結果は最大で過去3回分と比較できるため、自身の成長や価値観の変化を時系列で確認できます

【特徴】

  • 性格、価値観、適職タイプがスコアで表示される
  • 結果が図解付きで視覚的にわかりやすい
  • マイページに診断結果を保存でき、いつでも確認可能

16Personalities

出典:WorkWorkめぐり

​「16Personalities」は、MBTI(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)理論に基づいた無料の性格診断ツールです。

​MBTIは、心理学を基に人間の性格を16のタイプに分類するアメリカ発の性格診断で、自己理解や他者理解を深める手段として広く活用されています。

【特徴】

  • 無料で受験可能で、直感的に答えやすい設問構成
  • 「分析家」「擁護者」など具体的なタイプ名で視覚的に理解しやすい
  • 各タイプごとの長所・短所、職場や人間関係における傾向も提示される

キャリタス就活 “適職診断”

出典:キャリタス就活

​キャリタス就活が提供する「キャリタス自分研究&適職診断」は、約10分で完了する自己分析ツールです。

​この診断では、質問に答えることで自身の「価値観」「能力(強み)」を分析し、その結果をもとに適職がランキング形式で表示されます。

診断結果は、自己理解を深めるだけでなく、エントリーシートの作成や面接対策にも役立ちます。

【特徴】

  • 価値観分析: 11の志向から、どのようなことにやる気を感じるかを明らかに。​
  • 能力分析: 9つの能力の中から、自身がどのような力を持っているかを評価。​
  • 適職分析: 価値観と能力を活かせる職種を10位までランキング形式で提示し、関連する企業の検索も可能。​

AnalyzeU+

出典:Offerbox

AnalyzeU+はOfferboxが提供する高精度の自己分析ツールで、約250問の設問に答えることで自分の性格や強みを多面的に分析できます。

学生の社会に出たときに求められる力「社会⼈基礎力」「次世代リーダー力」が明らかになるので、自分でも気づかなかった強みを発掘できます。

【特徴】

  • 自己理解を深める診断レポート付き
  • 数値化されたスキルや性格の傾向が一目で分かる
  • 企業が求める人物像とのマッチ度も確認可能

これらのツールを使うことで主観に偏りがちな自己分析に客観的なデータを加えることができ、就活の戦略立てにも役立ちます。

まとめ

この記事では、自己分析に役立つ5つのフレームワークと、無料で使える4つの自己分析ツールについて詳しく解説しました。

今回紹介したフレームワークとツールを活用することで、自分自身の理解が深まり、志望動機や自己PRの説得力も増します。

「何から始めればいいか分からない」という人ほど、テンプレートやツールに頼って大丈夫です。

自己分析を丁寧に行い、自己理解を深めて、就活を成功に導きましょう!

自己分析が苦手な人でも大丈夫!就活エージェント「キャリパンなら、個別のカウンセラーがあなたの強みや適性を一緒に整理し、自己分析から最適な企業選びまで徹底的にサポートしてくれます。キャリパンはLINEで簡単に相談できるので、自己分析や企業選びに迷ったときは、まずはLINEで気軽に相談してみましょう!

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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