就活の面接で持っていくもの|言われなかった時のカバン・持ち物リスト

就活の面接において、企業から「持ち物の指定」がない場合、本当に何も持たずに行って良いのか不安に感じる就活生は少なくありません。
しかし、ビジネスの場では指示がなくても、メモを取るための筆記用具や身だしなみを整えるアイテムなど、社会人としてのマナーとして携帯すべきものが存在します。
本記事では、面接官に好印象を与えるための必須アイテムから、予期せぬトラブルに対応するための便利グッズまでを網羅的にリストアップしました。
万全の準備を整えることは、当日の精神的な余裕にも繋がります。
- 面接の持ち物を指定されず不安を感じている慎重な就活生
- 直前になって忘れ物がないか最終確認をしたい就活生
- 不測の事態に備えて万全の準備を整えたい就活生

面接に持っていくものリスト
面接に持っていくものは、採用担当者からの指示がなくても常に携帯すべき基本アイテムがあります。
ここでは、就活の面接において必須となるアイテムから、あると安心な便利グッズまでをカテゴリー別に解説します。
書類・筆記用具
まず、筆記用具とメモ帳は、面接中の重要な指示や次回の選考日程を記録するために必ず取り出しやすい場所に収納しておきます。
スマホでメモを取る行為は、面接官によっては「マナー違反」と捉えられるリスクがあるため、紙のノートと黒のボールペンを使用するのが確実です。
身だしなみ・ケア用品
ハンカチとティッシュは、身だしなみの基本として必ず携帯してください。特に緊張して汗をかきやすい場面では、吸水性の高いタオルハンカチが役立ちます。
また、女性の就活生にとって予備のストッキングは必須です。
移動中に伝線してしまっても、予備があれば焦らずに対処できます。
さらに、手鏡やくしを持参し、会場に入る直前にお手洗いやガラスで髪型や襟元を最終チェックする習慣をつけると、自信を持って入室できます。
必需品
スマートフォンとモバイルバッテリーは、地図アプリや緊急連絡のために不可欠です。
充電切れは遅刻や連絡不能につながるため、バッテリーは必ず持ち歩きましょう。
また、電子マネーのトラブルに備えて現金とICカードも用意しておきます。
腕時計も忘れてはなりません。会場に時計がない場合、スマホで時間を確認するのはマナー違反と見なされることがあります。
シンプルで落ち着いたデザインの腕時計を着用し、さりげなく時間管理を行いましょう。
また、本人確認のために学生証も常に携帯してください。
天候・状況別
折り畳み傘は、晴れの予報でもカバンに入れておくべきです。急な雨でスーツが濡れると清潔感が損なわれます。
また、常備薬(頭痛薬や胃腸薬)を持っておくと、緊張による急な体調不良にも対応でき、精神的なお守り代わりにもなります。
面接で持っていくものまとめリスト
- 書類
- 筆記用具
- メモ帳
- ハンカチ
- ティッシュ
- ストッキング(女性)
- 手鏡やクシ
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- 現金
- ICカード
- 腕時計
- 学生証
- 折り畳み傘
- 常備薬
面接のカバンや服装の注意点
面接に持っていくものだけでなく、それらを収納するカバンや、身に付ける服装にも就活特有のマナーが存在します。
面接に適したカバンにする
面接中はカバンを足元に置くため、自立しないタイプだと倒れてしまい、だらしない印象を与えます。
リュックは業界によってはカジュアルすぎると判断されるため、シンプルなビジネスバッグが無難です。
素材は雨や汚れに強いナイロンや合成皮革がおすすめです。
カバンの置き場所に注意する
空いている椅子や机の上に置くのはマナー違反です。
冬場でコートを持っている場合は、きれいに畳んでカバンの上に乗せ、床に直接つかないように配慮しましょう。
退出時もスムーズに持ち上げられるよう、荷物は整理整頓しておいてください。
服装は清潔感とTPOに注意する
基本はリクルートスーツで、シャツのシワや靴の汚れがないよう事前にチェックします。
私服面接の場合でも、オフィスカジュアルを意識し、ジャケットを着用するなどしてラフになりすぎないようにしましょう。
サイズ感も重要で、体に合った服装を選ぶことが清潔感につながります。
面接を含めた就活に不安がある人、疑問がある人はプロに直接相談することが一番です。就活エージェント「キャリパン」なら、LINEで無料の就活相談をすることができます。専任のプロのアドバイザーが親身になって内定まで付き添うので安心して就活を進めることができます。


就活面接の持ち物に関するよくある質問
就活の面接では、細かいシチュエーションで持ち物に迷うことがあります。
ここではよくある質問に回答します。
履歴書やESのコピーは必要?
面接官は提出された書類の内容をもとに質問を行いますが、自分が具体的にどのような表現で志望動機や自己PRを書いたかを正確に覚えていないと、回答の内容と提出書類にズレが生じ、信用を損なう恐れがあります。
移動時間や直前の待ち時間に紙のコピーで内容を読み返すことで、一貫性のある回答ができるようになります。
また、スマホで内容を確認していると「遊んでいる」と誤解されるリスクがあるため、紙媒体での持参が最も安全です。
バイトの面接と持ち物は違う?
バイトの面接では履歴書と筆記用具程度で済む場合が多いですが、就活ではそれに加えて企業研究の資料、万が一の汚れに備えるケア用品、予備のストッキングなど、リスク管理のためのアイテムが必須となります。
就活は将来のキャリアをかけた選考の場であり、バイト面接の感覚で臨むと「準備不足」「社会人としての意識が低い」とマイナス評価に直結する可能性があるため、過剰なくらいの準備をしておくべきです。
大学の面接と持ち物は違う?
大学入試の面接では「受験票」が最重要アイテムとなりますが、就活では企業から指定された「エントリーシートの控え」や「会社案内」などがそれに当たります。
共通しているのは、筆記用具、ハンカチ・ティッシュなどの身だしなみ用品、交通費、緊急連絡用のスマートフォンといった、選考をスムーズに受けるための基礎セットです。
どちらの面接であっても、「指定されたもの」プラス「あると安心なもの(折り畳み傘や常備薬)」をセットで考える姿勢は変わりません。
持ち物が多い場合のサブバッグはOK?
無理に一つのカバンに詰め込んでパンパンに膨らませたり、型崩れさせたりするよりも、サブバッグを使ってすっきりと整理した方が好印象です。
ただし、サブバッグは紙袋や派手なブランドロゴが入ったものではなく、黒や紺などの落ち着いた色味で、A4サイズが入るシンプルなトートバッグなどを選ぶのがマナーです。
会場に入室する際は、メインのカバンと一緒に足元(利き手側)に置き、乱雑に見えないように配慮しましょう。
まとめ
就活の面接において、持ち物の指定がなくても自ら考えて準備する姿勢は、社会人としての基礎力を示す第一歩です。
本記事の「持っていくものリスト」を参考に、書類や筆記用具、身だしなみ用品などをしっかりと揃えれば、当日は自信を持って自分自身のPRに集中できます。
万全の準備で面接に挑み、内定を勝ち取ってください。
あなたの就職活動が納得のいく結果につながるよう、心から応援しています。
面接を含めた就活に不安がある人、疑問がある人はプロに直接相談することが一番です。就活エージェント「キャリパン」なら、LINEで無料の就活相談をすることができます。専任のプロのアドバイザーが親身になって内定まで付き添うので安心して就活を進めることができます。


