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就活で必須な志望動機!職種や業界別に使える具体的な例文集をご紹介

就活で最も重要な「志望動機」。この記事では、企業が重視するポイントや具体的な書き方のコツを解説し、職種や業界別の例文集を紹介します。面接やエントリーシートで使える実践的な内容をぜひご参考にしてください!

この記事を読むのがおすすめな人
  • 志望動機を作らなければならない就活生の方
  • 面接やエントリーシート(ES)の準備をしている就活生の方
目次

志望動機とは?

志望動機とは、就活生が「なぜその企業や職種を志望するのか」を伝えるための理由です。

採用担当者は、応募者が自社でどのように貢献し、どのようなキャリアを描こうとしているのかを知るために、志望動機を重視しています。具体的な仕事のやりがいや将来のビジョンといった部分を含めることで、志望度の高さを伝えることができます。

企業が見ているポイント

企業が志望動機で重視しているのは、「自社とのマッチング」です。つまり、あなたの価値観や経験が企業のビジョンや求める人材像と一致しているかどうかを見極めています。

また、単なる志望の動機だけでなく、それがあなたの将来のキャリアプランにどう繋がるのか、さらに具体的にどのように貢献したいかが明確に説明されているかも重要です。

志望動機を聞かれる・書く場面


志望動機はさまざまな場面で問われます。

  • 就活での面接
  • エントリーシート(ES)

などで志望動機を聞かれる・書く場合が多いでしょう。

志望動機を書き出す際の3つのコツ

志望動機は、エントリーシート(ES)や面接において企業への熱意やマッチング度を示すために最も重要な部分です。効果的な志望動機を作成するには、感情的な熱意だけでなく、具体性や論理的な構成が必要です。

ここでは、志望動機を書く際に役立つ3つのコツを紹介します。

具体的に説明する

漠然とした志望理由ではなく、具体的なエピソードや体験を交えて説明することが効果的です。

たとえば、「御社の商品が好きだから」ではなく、「大学時代に御社の商品を使った際、その高品質に感銘を受けた」という具体的な経験をもとに志望理由を伝えましょう。具体性が増すことで説得力が増し、採用担当者にも印象が残りやすくなります。

このように、自分自身の体験をもとにした志望動機は、オリジナリティがあり、説得力を持つものになります

「なぜ」が8割、「何をしたいか」が2割

企業が特に関心を持つのは「なぜその企業なのか」「なぜその職種を選んだのか」という点です。

まず、この「なぜ」を8割にし、志望の理由を詳しく掘り下げて考えることが志望動機の核となります。

「御社の○○プロジェクトに強く共感し、そこで働くことで社会に貢献したいと感じました」

といった、自分の価値観や経験と企業の方針が一致している部分を明確にすることで、企業に対しての理解度と意欲をアピールできます。

残りの2割で「自分がその企業でどのように貢献したいか」を説明しましょう。

「貴社での営業職を通じて、新規顧客の開拓に力を入れたい」

といった具体的な行動プランを加えることで、より魅力的な志望動機になります。

動機を他の企業でも使えるものにする

志望動機は、その企業専用のものであるべきですが、他社の面接にも応用できる汎用性のある内容を考えておくと便利です。たとえば、「〇〇業界で挑戦したい」という業界全体に対する動機をベースにして、その企業の特徴を少し変えて使い回せる内容にすることがコツです。これにより、複数の企業に効率よく志望動機を展開できます。

この方法を使うことで、複数の企業に対して効果的にアプローチでき、志望動機の修正に時間をかけずにすむのが大きなメリットです。

面接やESで使える志望動機の例文集

ここでは、面接やエントリーシート(ES)で使える志望動機の例文を「動機別」「経験別」「職種別」「業界別」に分けて紹介します。また、NG例も取り上げ、どのように修正すればよいか解説します。

動機別

例:成長性を重視する動機

「御社が最先端の技術を積極的に導入し、業界内でリードしている点に大変魅力を感じています。大学時代に取り組んだAIプロジェクトを通じて、技術の進化とその社会的影響力を肌で感じました。特に御社の取り組むデジタルトランスフォーメーションに共感し、その中で自分の知識やスキルを活かし、御社と共に成長していきたいと考えています。」

例:安定性を重視する動機

「御社が長年にわたって培ってきた堅実な経営基盤と、それに裏打ちされた信頼性に魅力を感じています。ただ安定しているだけでなく、御社が挑戦的な事業展開を行っている点も大きな魅力です。私も、これまでのノウハウを基に新たな価値創造に寄与したいと考えています。」

企業の価値観やビジョンに共感していることを具体的に示し、なぜその会社を選んだのかを明確にすることが重要です。

経験別

例:アルバイト経験を活かす場合

「大学時代、飲食店でのアルバイトを通じて、接客業の厳しさとお客様の期待に応える楽しさを学びました。この経験を通じて、相手を理解し、ニーズに合わせた対応をするスキルが身に付きました。御社のホスピタリティ業務において、この経験を活かし、顧客満足度の向上に貢献したいと考えています。」

例:インターン経験を活かす場合

「大学時代に行った営業インターンでは、顧客のニーズに応じた提案を行い、実際に成果を上げる喜びを感じました。この経験を通じて、顧客と信頼関係を築き、問題解決に取り組む姿勢の重要性を学びました。御社の営業職において、この経験を活かし、顧客のビジネスに貢献したいと考えています。」

自身の経験が、企業や職種のニーズにどのように合致するかを具体的に示すことが大切です。成功体験や学びを活かし、どのようにして業務に貢献できるかを明確にアピールすることで、企業側に価値を感じてもらえます。

職種別

例:営業職を志望する場合

「人と接することが好きで、大学時代の営業インターンで顧客のニーズを理解し、最適な提案を行う楽しさを実感しました。特に、顧客との信頼関係を築きながら課題解決に貢献することにやりがいを感じ、営業職が自分に合っていると確信しました。御社の営業職で、自分のコミュニケーション能力を活かし、成果に貢献したいと考えています。」

例:技術職を志望する場合

「大学での研究活動を通じて、技術の力が社会に与える影響の大きさを実感しました。特に、御社が提供する革新的な技術に共感しており、私もその一員として、社会に役立つ技術開発に貢献したいと考えています。自分の技術スキルを御社のプロジェクトに活かし、さらなる成長を目指します。」

例:マーケティング職を志望する場合

「大学でマーケティング戦略について学び、消費者行動や市場分析に興味を持ちました。特に、データ分析を基にした戦略的なマーケティングに強い関心を持っており、御社が手掛けるプロジェクトを通じて、自分のスキルをさらに高めていきたいと考えています。御社のマーケティング職で、市場のトレンドを捉えた効果的な戦略を提案し、ブランド価値の向上に貢献します。
市場のニーズを敏感に捉え、御社の成長戦略を支えるマーケティング施策に貢献していきます。」

例:人事職を志望する場合

「大学時代にサークル活動を通じて、人をまとめるリーダーシップやメンバーの個性を活かす重要性を学びました。特に、適材適所の考え方に興味を持ち、人材の採用や育成に携わる仕事に魅力を感じました。御社の人事職として、社員の成長と会社の発展を両立させる取り組みを行い、組織全体の活力を向上させたいと考えています。
社員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、御社の組織力向上に貢献していきます。」

その職種における具体的なスキルや経験を基に、どのように成果を上げられるかを示すことが重要です。企業が求めるスキルと自分の強みを結びつけ、信頼できるパートナーとしての姿勢をアピールしましょう。

業界別

例:IT業界を志望する場合

「私は、IT技術が日常生活やビジネスに与える影響に非常に興味を持っています。大学でクラウドコンピューティングやAIに関するプロジェクトに取り組んだ経験があり、その中で効率化やセキュリティの重要性を学びました。特に御社が手掛けるクラウドサービスは、多くの企業のデジタルトランスフォーメーションを支えており、そのような革新的な環境で自分のスキルを発揮したいと考えています。」

例:金融業界を志望する場合

「私は、経済活動を支える金融システムに興味があり、大学で経済学を専攻し、金融市場の仕組みを学びました。御社が推進する新たな金融サービスやデジタルバンキングの取り組みに大変魅力を感じており、自分の知識を活かして、お客様に価値あるサービスを提供し、御社の成長に貢献したいと考えています。」

例:コンサルティング業界を志望する場合

「私は、多様な業界の課題に対してソリューションを提供し、企業の成長を支援する仕事に強い興味を持っています。大学での学生コンサルティングプロジェクトを通じて、分析力や課題解決能力を磨きました。御社でそのスキルを活かし、クライアントに最適なソリューションを提供し、企業の成功に貢献したいと考えています。」

例:自動車業界を志望する場合

「私は持続可能なモビリティに深い関心があり、大学時代には電気自動車プロジェクトに参加しました。この経験を活かし、御社で環境に優しい技術開発に貢献し、持続可能な交通手段の発展に取り組みたいと考えています。」

業界のトレンドや未来に対する理解を示し、その中で自分がどのように貢献できるかを具体的にアピールしましょう。自分がその業界の未来にどう関わりたいかを伝えることで、熱意が伝わりやすくなります。

志望動機のNG例


例:抽象的すぎる志望動機

「貴社の安定した経営基盤に惹かれました。」

この志望動機は、抽象的であり、どの企業にも当てはまるため、個別性がありません。このような表現は、他の応募者との差別化が難しく、企業側も特別な関心を持ちにくくなります。

また、「安定した経営基盤」というのは企業側にとってはあまり志望動機として響かない場合も多いです。安定性を求めること自体は悪くありませんが、それが自分のキャリアにどうつながるのかを説明する必要があります

改善例

「御社が長年培ってきた安定した経営基盤を支える業務運営の堅実さに魅力を感じています。特に、これまで培ってきたノウハウを基に新規事業に挑戦する姿勢に共感しており、自分もその一翼を担い、新しい価値を創造する一助となりたいと考えています。」

この改善例では、単に「安定している」という理由にとどまらず、その背景にある「堅実さ」や「新規事業への挑戦」という具体的な要素を挙げることで、企業の特性に合わせた志望動機にしています。さらに、自分の意欲や貢献したいという姿勢を加えることで、より説得力が増しています。

まとめ

志望動機は、就活の成功を左右する重要な要素です。企業が見ているポイントや、志望動機を書く際のコツを押さえたうえで、自分の経験や目標に基づいた具体的な動機を伝えることが求められます。

また、動機を他の企業にも応用できるような柔軟な内容にすると効率的に対策が進められます。この記事で紹介した例文を参考に、自分らしい志望動機を作成し、就活を成功させましょう!

自分の強みや魅力をしっかりと理解し、就活の軸を固めて、自分に合った企業への内定をぜひ手に入れてください。

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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