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就活|エントリーシート(ES)でのゼミで取り組んだ内容の書き方と例文3選

就活ではゼミ活動について聞かれることが多くありますが、「何を書けば評価されるのか不安」「書き方がわからない」と悩む人も少なくありません。

この記事では、ゼミの内容がなぜ評価されるのか、読みやすい書き方や構成を具体的に解説します。

文字数別の例文も紹介しているので、ES作成に迷っている方はぜひ参考にしてください。

この記事を読むのがおすすめな人
  • ゼミ活動についてエントリーシートでの書き方を悩んでいる就活生
  • 文字数別のゼミで取り組んだ内容の例文が知りたい就活生
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目次

なぜ就活でゼミについて聞かれるのか

ゼミ活動は、就活において定番の質問テーマの一つです。企業がそれを聞く理由は大きく3つあります。

学業への取り組み姿勢が知りたいから

ゼミは大学生活の中でも、自主性と継続力が問われる学びの場です。

その取り組み方から、仕事に対しても主体的に努力できる人かどうかを企業は見ています。

漫然と所属していたのではなく、どのように関わってきたかが評価されるポイントです。

チームワークやリーダー経験が見えるから

発表や共同研究を通して、周囲との関わり方や協力する姿勢、場合によってはリーダーシップの有無も伝わります。

そこでは、チーム内での役割、調整力、リーダーシップといったビジネスに必要なスキルが垣間見えるため、選考の材料として重視されるのです。

企業は、入社後に他者と連携して働けるかどうかを、ゼミでの立ち回りから判断しようとしています。

研究テーマが業務とどの程度関係しているか知りたいから

研究分野が企業の業務と近い場合、業界への理解度や関心の高さの証明になるため注目されます。

たとえばIT、環境、マーケティングなど、業務内容に通じるテーマなら、即戦力としての期待も高まる可能性があります。

このように、ゼミ活動は学生の「学び」「姿勢」「志向性」を総合的に知るための重要な判断材料となっているのです。

ゼミで取り組んだ内容の書き方

ゼミでの経験をエントリーシートに書く際は、単に「何を研究したか」を説明するだけでは不十分です。

企業が知りたいのは、あなたがその活動を通じてどう考え、どんな行動をし、何を得たかです。

以下の5つの書き方のポイントを押さえると、説得力のある内容になります。

専門用語は避ける

研究内容に専門的な用語が含まれている場合でも、それをそのまま書くのは避けましょう

たとえば、「定性的分析を通じて…」と書くよりも、「インタビュー内容を整理して傾向を読み取る分析を行い…」のように、高校生でも理解できるレベルの言葉に置き換えることが大切です。

面接官が同じ分野の出身とは限らないため、「誰でもわかる」説明を意識しましょう。

自分の役割をはっきり書く

ゼミ活動を通じて、自分がどんな立場・役割で貢献したのかを明確に伝えましょう。

たとえば「グループの進行役として議論をまとめた」「データ収集とグラフ作成を担当した」など、“何をしたか”“どのように工夫したか”をセットで書くと具体性が増します。

単に「リーダーを務めた」ではなく、「発表の方向性を決め、全員の意見を取り入れながら構成をまとめた」といった書き方が効果的です。

自分が得た学びを入れる

活動を通じて得られた気づきや学びは、企業が最も注目するポイントのひとつです。

たとえば「自分と異なる意見に耳を傾けることで、チームとしての成果が上がることを実感した」や、

「調査が計画通りに進まなかった経験から、柔軟に対応する力を身につけた」など、経験をどう受け止め、どんな成長に繋がったかを伝えましょう。

学びを今後どう活かすかを書く

ゼミで得た力を、志望企業でどう活かせるかまでつなげて書くと、志望動機との一貫性も出ます。

たとえば、「情報を分かりやすく伝える力は、営業職として顧客への提案に活かせると考えています」や、

「リサーチ力と仮説思考は、貴社のマーケティング業務でも役立つと感じています」といった形で、

企業との関連を意識した表現を入れましょう。

チームでの協力エピソードに触れる

企業は、個人のスキルだけでなく、チームで働けるかどうかも重視しています。

ゼミの中で意見が対立したとき、誰かが困っていたとき、自分がどう動いたかを思い出し、エピソードとして書くと効果的です。

たとえば、「意見が割れた際に、論点を整理して共通点を見つけ、全員の納得を得る案をまとめた」など、調整力や協調性が伝わる内容があると評価が高くなります。

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【おすすめ】エントリーシートで書くゼミの内容の構成

ゼミでの経験をエントリーシートに書くときは、ただ「研究内容」を並べるのではなく、自分の関わり方や成長を伝えることが大切です。

以下の5つの構成に沿って整理すれば、読み手に伝わりやすい内容になります。

1. ゼミのテーマや研究内容を簡潔に書く

まずはゼミで扱ったテーマを、専門用語を避けて簡潔に伝えましょう

たとえば「○○ゼミで、若者のSNS利用と購買行動の関係について研究しました」といった形です。

研究の目的や対象をわかりやすく伝えることで、読み手の理解が深まりやすくなります。

テーマが企業の業務と近い場合は、その点にも軽く触れると効果的です。

2. そのテーマに興味を持った理由を書く

次に、そのテーマに関心を持った理由を具体的に書きましょう。

「普段からSNS広告に触れることが多く、消費行動との関係に興味を持ったためです」など、自分の経験や日常生活と結びつけると、説得力が増します。

テーマ選定に自分なりの動機や視点があると、主体的な学びの姿勢が伝わります。

3. 具体的にどんな活動をしたかを書く

自分がゼミ内で担当した役割や行動を具体的に書きましょう。

「アンケート調査を企画し、約200名に実施したうえで、結果を分析して発表資料を作成しました」など、業務に置き換えられそうなスキルがあるとアピールに繋がります。

また、「意見の対立があった際には、論点を整理して話し合いを円滑に進めた」といった協調性が伝わる行動も好印象です。

4. 得られた学びや成長を書く

ゼミを通じて得た学びや気づきを、自分の変化として伝えましょう。

「相手の意見を尊重しながら議論をまとめる力が身についた」「データをもとに論理的に考える習慣ができた」など、自身の成長に焦点を当てて書くことがポイントです。

単なる感想ではなく、「具体的な行動 → 得られた力」の流れで整理するとより伝わりやすくなります。

5. 企業でどう活かせるかを書く

最後に、ゼミで得た経験やスキルが、志望企業でどう活かせるかを一言添えましょう。

「調査から分析、資料作成までの経験は、御社のマーケティング職でも活かせると考えています」など、仕事内容と関連づけると志望度の高さが伝わります。

この構成を意識すれば、ゼミ活動を“単なる説明”で終わらせず、自分の強みを伝えるエピソードとして効果的に活かすことができます。

特別な成果がなくても、思考や行動、学びのプロセスを丁寧に表現することが評価に繋がります。

【文字数別】ゼミで取り組んだ内容の例文3選

エントリーシートでは、文字数制限が設けられていることが多くあります。

ここでは100文字・200文字・300文字のパターンで、ゼミ活動の記述例を紹介します。

文字数に合わせて書き方を工夫し、自分の経験や強みを的確に伝えましょう。

【100文字】エントリーシートで書くゼミの内容の例文

○○ゼミで地域活性化をテーマに活動し、現地調査と課題分析を通じて、企画力とチームで動く力を身につけました。

限られた文字数でも、テーマ・活動・学びの3点がコンパクトに伝わる例文です。

【200文字】エントリーシートで書くゼミの内容の例文

○○ゼミで「観光地におけるSNSの活用」をテーマに研究しました。私はSNS利用者へのアンケート調査を担当し、得られたデータをもとに課題と改善策を分析・提案しました。チーム内での意見のすり合わせや資料作成を通して、協調性と分析力を養うことができました。

活動の流れと身についたスキルを、バランスよく記述した200文字の例文です。

【300文字】エントリーシートで書くゼミの内容の例文

○○ゼミにて、若者の購買行動に影響を与えるSNSの活用法について研究しました。私はアンケートの設計から集計・分析、プレゼン資料の作成までを担当しました。調査では予想と異なる傾向が見られ、原因を深掘りする中で、仮説を立てて検証する思考力が身につきました。また、意見の異なるメンバーとの調整役を務めたことで、相手の立場を理解しながら議論をまとめる力も培いました。

自分の行動・学び・チームでの関わりまで丁寧に盛り込んだ、実践的な300文字の記述例です。

まとめ

ゼミ活動は、就活において自分の強みや学びを伝える大切なエピソードです。

大事なのは「何を研究したか」よりも、「自分がどう関わり、何を得たか、どう活かすか」を具体的に表現することです。

今回紹介した書き方のポイントや構成を参考に、自分の経験を丁寧に整理すれば、ゼミの取り組みをしっかりアピールすることができます。

特別な成果がなくても、自分の思考や成長の過程を伝えることで、十分に評価される内容になります。

「ゼミ以外にアピールできることがないか不安」「エントリーシートの書き方に自信がない」
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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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