キミスカってどんなサービス？積極的にスカウト配信を活用しよう！
新型コロナウィルスの影響を受け、学生の就職活動はオンラインで進む場面が増えてきました。
そんな中、就職支援サービスは企業から学生へスカウトを送る逆求人サービスが注目を集めています。
キミスカも逆求人サービスとして注目を集めているうちの1つですが、比較的新しいサービスであるため、「どんなサービス内容なの？」「どういう人に向いているの？」といった疑問を持つ学生の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、キミスカの基本情報から口コミ、おすすめな人や最大限活用するポイントについて解説しています。ご自身の就職活動の参考にしてみてください。
- 就職活動を始めたばかりで、何から準備をすればわからない人
- キミスカというサービスの名前は知っているが、具体的なサービス内容までは知らない人
- キミスカを利用しているが、より効率的に活用できる方法を知りたい人
キミスカの基本情報と特徴
まずはキミスカがどのようなサービスなのか見ていきましょう。
キミスカの基本情報
キミスカは株式会社グローアップが運営している逆求人サービスです。
2013年9月からサービス提供を開始しているため、比較的新しいサービスと言えます。
キミスカの特徴
次にキミスカの特徴について見ていきましょう。
求人探しの時間を大幅に節約できる
キミスカは逆求人サービスであるため、求人探しにかかる時間を大幅に節約できます。
通常の就活サイトを利用する場合、自分で求人を探さなければいけません。サイト内にあるこだわり条件で絞れば効率的に探せますが、それでも時間がかかります。
就活や大学生活で忙しい就活生にとっては、極力無駄な時間を節約したいと感じるでしょう。
そんな時におすすめなのが、キミスカのスカウト機能です。
企業から求人を提案してくれるため、就活生は届く求人をチェックするだけです。
しかも、キミスカでは利用者のプロフィール情報を見て企業がスカウトを送ってくれます。就活が面倒に感じている人は、キミスカの手を借りて効率的に進めていきましょう。
選考結果がキミスカ内で記録される
キミスカでは、過去に受けた選考結果が記録されていきます。
選考結果が記録されると、ほかの企業の選考を受ける際に評価されやすいです。
キミスカでは、不採用であっても次の企業で実績として活かすことができます。
選考の際にプラスの効果をもたらしてくれるため、就活を進めるたびに有利になるのがキミスカの特徴です。
スカウト企業であれば一部の選考がスルーされる
キミスカを通して企業へ応募すると一部の選考をスルーして、次の選考へ進むことができます。
本来の就職活動では、書類選考を受けてグループワークや面接を受けるのが一般的です。
しかし、キミスカで企業からスカウトを受けて進むと、エントリーシートの提出や適性検査などの選考をカットできます。
企業によってカットされる選考内容は異なりますが、就活における余計な時間を節約できるため、面接対策に時間を割くこともできます。
「なかなか書類選考を突破できなくて苦戦している」という人にはぴったりでしょう。
キミスカの口コミ分析
それでは、実際の口コミを見ていきましょう。
良い口コミとその理由
まずはキミスカの良い口コミから見ていきます。
優良企業からたくさんのスカウトが届く
逆スカウト使ってみた感想
マイナビ→胡散臭いメール多め
リクナビ→そもそも来ない
キャリタス→みんなに送ってそうなもの多め
offerbox→幅広い。大手からも来る
キミスカ→めっちゃスカウトが来る。プラチナは神。たまに大手からも来る
あさがく→中小中心だけど良さげなところ多め出典：X
内定の可能性が高い企業に出会える
私にはやりたい仕事があったのですが、なかなか内定がもらえずに困り果てていました。
その時に友人から教えてもらったのがキミスカです。
自分でアピールポイントなどを記載し、頑張っていたことや得意なことを記載しておきました。
最初はあまり仕事内容に興味がもてない企業からもスカウトがあったと思います。
しかし、私がやりたい内容の企業からもスカウトがきて、無事に内定をもらえました。
また、就活のコンサルタントさんがいて、悩みや不安を相談したり、履歴書作りのアドバイスをもらえたりしたのがよかったです。出典：みん評
本気のスカウトは早期選考・特別選考の案内が届く
私は2020年秋から2021年秋まで別のオファー型求人Oと併行してこちらを使用していました。
キミスカは、3種類のランクづけをされた状態でスカウトが来ました。
特にプラチナスカウト、本気スカウトは自己PRをしっかり読んだ状態で「自己PRの○○という点に惹かれました」のように、どういった理由でスカウトを送ったのかが分かりやすいです。
実際、プラチナスカウトや本気スカウトを受け取った企業とのマッチ度は非常に高く最終選考まで残ったりご縁があったりすることが大半でした。
Oに比べるとまだ知名度が低いから有名企業からスカウトが来ないのではないかと思いますが、私が使用していた時でも地元企業、有名企業やメガベンチャーからスカウトをいただきました。
また、改善するスピードが速いです。
サービスに登録し始めた時はどれくらいの自己PRを見ていたかが分かりませんでしたが、翌年の春くらいには見られるようになりました。
ユーザーの声をしっかり聞いている印象です。出典：みん評
悪い口コミとその原因
次に、キミスカの悪い口コミも見ていきます。
大手企業からのスカウトは少ない
逆求人では、キミスカさんが企業側の本気度を示してくれるスカウト方法があるけど、まだまだ企業数が大手に比べると不足してる気がする。
だけど、ありのままの自分を見て欲しい！と思ってるならキミスカさんが良さそう出典：X
事前情報とは異なる求人が存在する
キミスカを利用しましたが、スカウトが届いても応募をすると返事がなかったり、事前の情報とは違っている事もあったので、正直混乱してしまいました。
プロフィール入力や更新が面倒
キミスカを利用しましたが、スカウト型なので仕方ないとは言え、最初のプロフィールを入力するのはかなり手間に感じましたし、完成させるのに数時間かかったので、挫折してしまいそうでした。
キミスカを利用すべき人の特徴3選
比較的新しいサービスであるキミスカですが、総じておすすめな人は次の3つに当てはまる方です。
これから就活準備を始める人
これから就職活動の準備を始める、全ての就活生にキミスカはおすすめです。
就職活動を始めると、企業説明会や合同説明会、就活イベントなどが多数開催されますが、結局どの企業の話を聞けば良いのかわからなくなります。
キミスカのような逆求人サービスでは、企業から直接声がかかるので、会社選びの選択肢が増えることはもちろん、特別選考の案内が届いたり、比較的内定に繋がりやすい特徴もあります。
希望の業界や業種が決まっている人は、登録するだけでたくさんの企業を知るきっかけになりますし、まだまだ希望業界が決まっていない人も幅広く情報収集できる機会になります。
就職活動を始めるときは、とにかく選択肢をたくさん持っておくことが大切ですので、プロフィール入力でスカウトがもらえるキミスカから登録してみましょう。
学歴や自己PRに不安がある人
過去の経験や学歴、自己PRに不安があり、いきたい企業のレベルを制限している人は、是非キミスカに登録してみましょう。
全就活生に公開される一般選考で応募するにはハードルが高い企業も、キミスカ経由で応募するとエントリーシートの免除や早期選考などの特別枠を案内してもらえる可能性もあります。
企業規模も大手企業から中小企業、有名ベンチャー企業など幅広いです。
必ずしも希望企業からスカウトが届くとは限りませんが、確率を1%でも上げるためにも、登録しておくことをおすすめします。
就職活動の軸が決まっていない人
就職活動に少しでも不安を感じている人は、期待も込めて「キミスカ」に登録してみましょう。
就活初期（大学3年生の夏〜秋冬）はもちろん、情報解禁後（３月〜６月）も、登録企業から沢山のスカウトが届きます。
1日でも早く登録して、1社でも多くの企業からスカウトをもらいましょう。
キミスカを最大限活用するポイント4選
キミスカに登録して最大限の効果を得るには、いくつかポイントがあります。
ここでは、キミスカを最大限活用するためのポイント4選をご紹介します。
プロフィール入力率を60％以上にする
キミスカからたくさんのスカウトをもらうためにも、プロフィール入力率は60%以上を目指しましょう。
基本的にプロフィール入力率が高いほど、もらえるスカウトの数も増えていきます。
またキミスカでは、プロフィール入力率によって様々な特典をもらえます。
- 入力率60%：人気学生の閲覧権利
- 入力率80%：プレミアムイベント参加権利
- 入力率100%：企業注目度アップ
キミスカをフル活用したい人は、プロフィール情報をしっかりと埋めて、優良企業と繋がってみましょう。
希望条件を限定しすぎない
キミスカでは業界や職種、企業規模など希望条件をある程度設定できますが、就職活動初期ではできるだけ希望条件を限定しすぎずに、沢山の企業からスカウトをもらってみましょう。
就活初期は大企業に就職することが勝ち組に思えたり、外資企業に勤めることが年収を上げる最短距離と考える人も多いでしょう。
しかしながら、最近はスタートアップ企業の方が給料が高かったり、上場前の企業に就職する方がストックオプションなどがもらえるという観点で、結果的に年収が高くなるケースも増えています。
はじめから希望条件を狭めずに、たくさんの選択肢からスカウトをもらうことを優先してみましょう。
こまめにログインする
キミスカの企業画面からは、学生の最終ログイン日が見えるようになっています。
企業はできるだけ多くの学生に興味を持ってもらいたい、説明会やワークに参加して欲しいため、返信率の高そうな「最終ログイン日」の浅い人を優先して送ろうとします。
スカウトをたくさんもらうためには、出来るだけ毎日ログインしましょう。
他就活サイトも併用する
逆求人の就活支援サービスは、キミスカ以外にも沢山あります。
また逆求人サービスだけでなく、リクナビやマイナビなどの就職支援サービスや就活エージェントにも登録するのがおすすめです。
キミスカ1本に絞るのではなく、就活サイトは併用して効率よく進めていきましょう。
まとめ
キミスカは2013年9月にサービス提供を開始した、逆求人型の就職支援サービスです。
特にプラチナスカウト・本気スカウトは企業としても本気度が高く、学生も効率的に就職活動ができる仕組みになっています。
これから就職活動を始める人、学歴や自己PRなどに自信がない人にはおすすめのサービスと言えます。
キミスカを利用する際は、エージェントなどの他の就職支援サービスと併用して活動するのがおすすめです。
それぞれの特徴、メリットを使い分けながら、効率的に就職活動を進めていきましょう。
