合同説明会は意味ない?気持ち悪い?合説の参加に向かない知恵袋の意見まとめ

合同説明会は本当に意味がないのでしょうか?
合同説明会には、実は否定的な意見が多く、「行く意味がない」「気持ち悪い」という意見もネット上には数多くあります。
実際のところ、合同説明会は全員にとって行くべきものではありません。この記事では、合同説明会が「行く意味がない」と言われてしまう理由なども含めて解説していきます。
- 合同説明会に行くか迷っている就活生の方
- 合同説明会のメリットを知りたい就活生の方
- 合同説明会に「行く意味がない」と感じている就活生の方
合同説明会に参加する意味はない?その理由とは
就活シーズンが本格化すると、多くの就活生が合同説明会に参加します。しかし、その中には、「合同説明会って意味がないのでは?」と感じる声も少なくありません。
実際、合同説明会が全ての就活生にとって有益であるとは言えません。その理由を見ていきましょう。
理由①参加者が大勢で就活生はアピールできない
その主な理由の一つは、参加者が大勢であるため、企業と個別に深いコミュニケーションが取れないことです。
合同説明会では、大規模な会場に数百人以上の学生が集まることが一般的です。このため、企業ブースでの説明会も形式的なものに留まり、個別に自分を売り込む機会がほとんどありません。
特に、人事担当者と直接話すチャンスは限られており、アピールできるのはせいぜい「質問タイム」で数秒程度となってしまいます。
理由②自分に合った情報を得られにくい
説明が一般的な内容にとどまり、自分に合った情報を得られにくいという印象も強いです。
合同説明会で行われる企業の説明は、多くの場合、一般的で表面的な内容で終わります。 例えば、企業の沿革や事業概要、職場環境の概要など、企業パンフレットやウェブサイトを読めばわかるのような情報が中心です。
企業側も何十人~何百人来る人に向けた説明をしているので、あまり個人個人に向けた話はしてくれません。
理由③一社一社との関係性を築くことが難しい
合同説明会は時間制限がある中で多くの企業を効率よく見る形式です。このため、どうしても一社一社との関係性を築く余裕がありません。
せっかく参加しても、印象に残らないまま終わってしまうケースが大半です。
特に、個別の面談やインターンなど人事担当者と信頼関係を築きたいと考えている学生にとっては、合同説明会はあまり向いていません。
理由④隠れ優良企業は見つからない
合同説明会に参加する企業の多くは、大手企業などが中心です。
このため、規模が小さいながらも将来性のある中小企業やベンチャー企業は参加していないことが多く、結果として合同説明会では隠れ優良企業は見つかりません。
そのため、「こんな会社もあったのか」といった新たな発見を期待する学生には不向きな場であると言えます。
合同説明会に行く意味がない人達
合同説明会は、多くの就活生が参加しますが、全員にとって有益なイベントではありません。
これまでの情報を元に、「合同説明会に行くべきではない人たち」の特徴を解説します。
企業にアピールを積極的にしたい人
合同説明会は、基本的に企業側が情報を提供する場であり、就活生が個別に自分を売り込む機会はほとんどありません。
個性や強みをアピールしたい人にとっては、個別の説明会や面接のほうが効果的です。志望企業が決まっている人などは行く意味はないでしょう。
自分に合った情報が欲しい人
合同説明会では、多くの企業が短時間で概要を説明します。
そのため、情報が表面的で、自分に合った企業を深く知るには不向きかもしれません。
特定の業界や企業について詳しく知りたい人は、個別説明会やOB訪問、就活エージェントのほうが適しています。
一社一社と関係を築きたい人
合同説明会は多くの企業と全体的に、一社に会える時間が限られています。
一社一社と深い関係を知りたい人には、合同説明会は適していません。企業説明会や企業訪問を検討しましょう。一対一で話せる機会があったほうが、志望する企業と密な関係を築くことができます。
隠れ優良企業と出会いたい人
合同説明会に参加する企業は、かなり大手の企業が多いです。隠れた優良企業を見つけたい場合、業界調査や口コミ、就職エージェントの活用がより効果的です。
特に、独自のルートでブラック企業をはじいてくれる『キャリパン』などはおすすめです。
就活を効率重視で進めたい人
合同説明会は一度に多くの企業情報を得られるメリットがありますが、その分、かなりの時間がかかります。
就活を効率的に進めたい人にとっては、ピンポイントで必要な情報が得られる他の方法のほうが向いている場合があります。
グループで動くのが苦手な人
合同説明会では、他の就活生が一緒に行動したり、情報交換をしたりする場面が多いです。もちろん必ずしもグループで行動することが必須なわけではありません。
しかし、グループでの行動や同年代の人と積極的に関わるのが苦手な人にとっては、ストレスを可能性を感じるかもしれません。
人混みが苦手な人
合同説明会は多くの参加者が集まるため、人混みの中で移動したり、話を聞いたりする必要があります。人混みが苦手な人や集中力が乱れやすい人には向きません。
また、人が密集するため、貧血を起こしやすい人などにとっても行きづらい場所かもしれません。
合同説明会に対する知恵袋の評価は?気持ち悪いという人も
合同説明会に対する知恵袋の評価も見ていきましょう。
情報が浅いのに労力だけがかかってしまう
知恵袋などでの「情報が浅いのに労力だけがかかる」という意見は、合同説明会に対するよくあるリアルな感想の一つです。
私も先輩方と同様に周りの雰囲気の影響を受けるのが嫌で…笑
結局説明会なんてどこも良いことしか言わないし、エントリーの手がかりにするだけのイベントなので金も時間も労力もかけたくありませんでした。
出典:知恵袋
特に、合同説明会は大都市のイベントホールなどで開催されることが多いです。このため、地方に住む学生にとっては移動時間や交通費が大きな負担となります。長時間歩き回る事も疲労につながります。
就活の軸が決まっていれば不要
企業の説明内容は、公式ウェブサイトやパンフレットに掲載されている内容と重複することがよくあります。
このため、既に志望企業が決まっている人・就活の軸が決まっている人は、行く必要性を感じづらいかもしれません。
業界研究や企業研究が済んでおり、就活の軸が定まっているのであれば(中略)行く必要はありません。
出典:知恵袋
時間の無駄と感じる人もいる
特に事前に調査している学生にとっては、「これなら家で調べるほうが早い」と思うという意味で、「時間の無駄」と思う人も多いかと思います。
マイナビやリクナビの対面でやる大規模な合同説明会は、はっきり言って時間の無駄でした。
出典:ヤフーしごとカタログ
急に志望動機を求められても用意できない
人気企業のブースでは、人事担当者が就活生に興味を持ち、「どうしてこのブースに来たの?」などと理由を問いかけてくることがあります。
志望動機までは聞かれないかもしれませんが、そこで上手に自己PRできた学生を評価することはあるでしょう。
そういった対策までしなくてはならないのに疲れてしまうので、「気持ち悪い」という感想を持ってしまう人もいるのでしょう。
合同説明会のブースで話を聞いてからの申し込みのときなど、同じように志望動機などを聞かれても正直いってないですよね。(中略)気持ち悪く感じます。
出典:知恵袋
気持ち悪いと思ってしまう
合同説明会では、「全員が同じ服装になってしまっているので、ロボットみたいに見えてしまう」「個性を押し殺されているようで、無機質で気持ち悪い」と思ってしまう人もいるようです。
グローバル化がうたわれる今、「個性」を重んじる大学生活から、急に「全員がスーツを着なければいけない」空間に行くのは苦痛かもしれません。
それ故に、慣れないことで「気持ち悪い」と感じてしまうのは妥当なのかもしれませんね。
合同説明会も人によってはメリットも!
合同説明会には、「意味ない」と思われがちですが、自分の就活のフェーズによっては非常に便利に使えます。
企業のブースに立ち寄ることで、採用担当者に直接質問できる機会が生まれます。これは、企業の公式サイトや求人情報だけでは得られないリアルな情報を入手するチャンスです。
合同説明会では複数の企業を一度に知ることができるため、自分の志望企業以外にも新たな興味を持つ企業を発見する可能性があります。
合同説明会は、面接の練習や他の就活生と交流する場としても活用できます。自己PRや志望動機を簡潔に話す練習にもなるため、説明会後の面接にも役立つスキルを養えます。
合同説明会は、企業との接点を持つだけでなく、他の就活生との交流の場にもなります。他の学生がどのような準備をしているのか、どの企業に興味を持っているのかを知ることで、自分の就職活動の進め方に新たな視点を加えることができます。また、合同説明会で知り合った学生同士で情報を交換し、互いに就活の進め方や企業情報を共有することも有益です。
このため、以下のような人たちはぜひ積極的に合同説明会に参加しましょう!
まとめ
合同説明会は、効果的に活用すれば内定への第一歩となる重要なステージです。もし、自分が合同説明会に参加したほうが良い類であると思った場合には参加しましょう!
また、就活エージェントと合同説明会を併用することで、より多くの選択肢を広げ、内定に近づくことができます。就職活動を効率的に進めるためには、準備と柔軟な対応が鍵となります。
自分の強みや魅力をしっかりと理解し、就活の軸を固めて、自分に合った企業への内定をぜひ手に入れてください。
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