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調整力は自己PRになる?そもそも調整力とは?強みになる言い換えと例文

就活の自己PRの作成には悩みが尽きないですよね。
今回は、調整力をテーマにした自己PRについて、書き方や例文を紹介します。
自己PRに悩んでいる就活生、調整力について知りたい就活生はぜひチェックしてみてください。

この記事を読むのがおすすめな人
  • 自己PRで調整力をアピールしたい就活生
  • 自己PRの作成に悩んでいる人
  • もっと良い自己PRを作りたい人
目次

調整力は強みになる?企業から評価される理由

調整力は素敵な強み!


調整力は就活の自己PRにおいてアピールできる素敵な強みです。
企業から好評価を得られる理由を紹介します。

調整力が企業から評価される理由

チームや組織のなかで潤滑油のような役割になれるから


企業で働く上で、チームで動いたり組織を意識して立ち回るというシーンは避けられません。

そのなかで、調整力のある人ならチームや組織での動きを円滑にしてくれます。

この潤滑油のような役割というのはどの組織においても必要なポジションですので、企業からも欲しがられる能力なのです。

他者の意見に耳を傾けることができるから

他者の意見を聞くというのは簡単なようで相当難しいです。

調整力のある人は、自分とは異なる立場の人の意見にも耳を傾けられます。

この能力は、企業内部に限った話ではなく、顧客に対しても強みになります。

問題解決志向が高いから


調整力の高い人は、多様な意見をまとめた上で、もし相違や衝突があればそれを解決しようとする人です。

この問題をそのままにせず、解決に導こうとする姿勢がある人は企業からも好評価をもらえます。

調整力がある人の特徴

そもそも調整力とはどんな力なのでしょうか。ここでは、調整力のある人の特徴を紹介します。

物事を俯瞰的に見ることができる人


物事を俯瞰的に見られる人は、チーム全体を見渡して、その時に自分がどう立ち回るのが最適なのかを考えて行動できます。このような人は調整力があるといえるでしょう。

相手の立場で物事を考えられる人


相手が何を求めているのか分かる人は調整力があるといえます。

相手の立場で物事を考える能力は調整力につながりますし、企業からも重宝されるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

コミュニケーションなしに、チーム内の「調整」はできません。

高いコミュニケーション能力をいかして、最適な解決策を導き出せる人が調整力がある人だといえます。

柔軟性がある人

こちらもコミュニケーション能力と同様で、柔軟性という前提があってこそ調整力を発揮できます。

自分とは異なる意見であっても柔軟に受け止め、解決させることができる人は調整力があるといえます。

調整力をアピールするときのポイント

それでは、実際に調整力をアピールするにあたって、どのような点に気を付けたらよいのでしょうか。

他の言葉に言い換える

調整力という言葉は、抽象的な言葉であり、非常に意味が広いです。

そのため、適切に言い換えの言葉を用いることが重要です。以下、言い換えの例を挙げます。

  • 状況把握能力がある
  • 協調性がある
  • 柔軟性がある
  • 他者の意見を取り入れられる

これらの言葉を使って、自分の持っている調整力にぴったりな表現を心がけると良いです。

主体性があることも同時にアピールする

調整力とは、周りを見る能力が高かったり柔軟性があったりと、魅力的であることは間違いないのですが、同時に、主体性のなさを心配される性格でもあります。

企業が求めているのは、主体性や自分の意思があったうえで、相手の意見を受け止められる調整力です。

調整力をアピールするときには主体性も同時にアピールすると、さらに魅力的な自己PRを作成できます。

具体的なエピソードを添える

単に調整力があるということをアピールするのではなく、その能力を発揮したエピソードや経験を紹介しましょう。

そうすることで、説得力がぐっと高まりますし、企業としても、応募者がどのような調整力を持っているのか想像しやすくなります。

調整力をアピールできる例文

それでは、調整力を活かした自己PR例文を4つ紹介します。

サークル

サークルの経験を活かした例文

私の強みは、組織のなかで調整役として行動できるところです。

私の所属する合唱サークルでは副部長として活動し、メンバーが皆楽しく練習できる環境作りに努めました。サークルは、メンバーのバックグラウンドや意見が多様で、時には意見が衝突することもありました。そこで私は、各メンバーの立場を理解し、全員が納得できる形でプロジェクトを進めるために調整力を発揮しました。
たとえば、サークルの大きなイベントの企画時、メンバー間で予算や内容について意見が分かれました。私はまず、全員の意見を整理して可視化し、それぞれの主張の根拠やメリットを冷静に分析しました。その後、各案の良い部分を取り入れながら、最も効果的な解決策を提案し、全員が納得する形で方向性を定めました。さらに、スケジュール調整や役割分担を行い、効率的に準備を進めることができました。

この経験を通じて、相手の意見を尊重しながらも、全体のゴールを見据えて調整を行う力を培いました。この調整力を活かし、今後も組織内で円滑なコミュニケーションを図りながら、チーム全体の成果を引き出すことに貢献していきたいと考えています

この例文では、サークルでの経験を通じて調整力をアピールしています。

メンバーとのコミュニケーションを意識したことが伝わってきますね。

ゼミ

ゼミの経験を活かした例文

私の強みは組織のなかで調整力を発揮できるところです。

私の所属するアジア経済論ゼミでは、グループワークやディスカッションが多く、メンバー全員がそれぞれ異なる視点や意見を持ち、議論が進むことが多くありました。そこで私は、各メンバーの意見を尊重しつつ、共通のゴールに向かって調整する役割を果たしました。
具体的には、ディスカッションが行き詰まった際に、一度全員の意見を整理し、各意見の利点や課題を明確にしました。その上で、妥協点や新しい解決策を提案し、全員が納得できる形で結論に導くことを意識しました。また、ゼミの発表準備においても、役割分担を円滑に進めるため、各メンバーの強みやスケジュールを考慮し、効率的なチーム作業ができるようサポートしました。

この経験を通じて、異なる立場の意見を調整し、全体の方向性をまとめる力を身につけました。今後は、この調整力を活かし、複雑なプロジェクトにおいても円滑にコミュニケーションを取り、チーム全体の成果を最大化することができると考えています。

この例文では、ゼミでのエピソードを持ち出して調整力をアピールしています。

締めくくりとしては、入社後に調整力をどのように活かすのかを示していて良い印象を残せています。

アルバイト

アルバイトでの経験を活かした例文

私の強みは高い調整力です。

飲食店のアルバイトを3年間続けており、バイトリーダーも任されています。業務中はチーム内の調整役として活躍することが多く、特に業務の効率化や円滑なコミュニケーションを意識して行動してきました。アルバイト先では、シフトの時間帯や役割ごとにメンバーが異なり、各自の得意分野や作業スピードも違うため、協力して業務を進める上で調整力が求められました。繁忙期になるとオーダーや調理、接客が一気に重なり、業務が混乱することがありました。そんな状況下で私は、他のスタッフの状況や作業の進捗を把握し、サポートが必要な箇所に先回りして手伝ったり、役割を柔軟に交代することで、全体の流れが滞らないよう調整しました。また、アルバイトリーダーとして、シフト作成時には各メンバーの要望を聞き、全員が働きやすい環境を整えました。

このような経験を通じて、状況に応じた柔軟な対応や他者との円滑なコミュニケーションを身に付けました。今後は、こうした調整力を活かし、さらに効率的なチームワークを促進し、どのような現場でもチームの成果を最大化できるよう努めていきたいと考えています。

この例文では、バイトリーダーとしての経験から調整力をアピールしています。

状況把握能力の高さがうかがえる文章になっています。

ボランティア

ボランティアでの経験を活かした例文

私は、ボランティア活動において調整力を発揮し、チーム全体の成果向上に貢献しました。異なる背景や目的を持つ多様なメンバーが集まるボランティアの現場では、意見の違いからプロジェクトがスムーズに進まないことがしばしばありました。そこで私は、全員が持つ意見や視点を尊重しつつ、調整役としてメンバーの意見をまとめる役割を果たしました。

具体的には、地域の清掃活動を行うプロジェクトに参加した際、活動の進め方についてメンバー間で意見が分かれました。あるグループは早く効率的に進めることを重視していましたが、別のグループはより細かい部分まで丁寧に取り組むことを主張していました。私は両方の意見を整理し、全員が納得できるよう「効率的に進めつつ、重点的に丁寧に行うエリアを決める」という折衷案を提案しました。この提案により、全体の進行がスムーズになり、活動の成果を最大化することができました。

この経験を通じて、異なる立場や考え方を持つ人々の意見を調整し、共通の目標に向かって協力し合うためのコミュニケーション力と柔軟性を培いました。

今後も、この調整力を活かして、多様なメンバーと協力しながらプロジェクトを成功に導きたいと考えています。

こちらの例文はボランティアでのエピソードから調整力をアピールしています。

調整力と同時に、コミュニケーション能力や柔軟性といった言葉も用いて効果的な自己PRになっています。

まとめ

この記事では、調整力をアピールする自己PRの作成方法について紹介しました。
調整力を上手にアピールして、就活を有利に進めましょう。

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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