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気配り上手を自己PRでアピールしよう!言い換えや例文つきで使い方を紹介

就活の自己PRを作成するのは難しいですよね。

今回は悩める就活生に向けて、「気配り上手」をアピールする方法を紹介します。

例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

気配りは自己PRの長所になる?評価される理由


気配り上手な性格は自己PRでアピールできる大きな強みです。

どうして企業から好評価をもらえるのか、その理由を解説します。

周りを見て行動できるから


気配り上手な人は、気を配る以前に周りをよく観察しています。

いろいろと気づけて行動できる、その性格が強みになるのです。

主体的に動けるから

気配りができる人は、能動的に行動できます。

例えば、誰かのために先回りして自ら動けるなど、その主体性は企業からも好印象です。

気配り上手から主体性に結びつき、その姿勢を評価してもらえます。

謙虚に努力を続けられるから

気配り上手な人は、見返りを求めて行動しているというよりも、自然に行動に表れるように気を配っているので、その性格が変わることはめったにありません。

長期的な目で見ても、この性格は強みであると言えます。

気配り上手をアピールするときのポイント

では、気配り上手をアピールするうえで、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。

以下の点を押さえて、さらに効果的な自己PRにしましょう。

違う言葉に言い換える

気配り上手という言葉は、親しみのある言葉ですが、抽象的で分かりにくくもあります。

適切に言い換えて、伝わりやすい文にしましょう。

言い換えの言葉を紹介します。

  • 思いやりがある
  • 周りをよく見る力がある
  • 協調性がある
  • 状況を見て先回りできる

具体的なエピソードで説得力を上げる

気配り上手をアピールするには、具体的なエピソードは必須です。

実際の経験があってこそ、気配り上手は説得力をもってアピールできます

どんな小さなことでもいいので、具体的な体験を添えましょう。

自己PR以外の言動においても気配りを忘れない

自己PRで気配り上手をアピールしているのに、行動にともなっていなかったら、本末転倒です。

言動は自己PR以上のアピールポイントになります。

シーン別に紹介しますので、自己PR以外での気配りや社会人としてのマナーを忘れないようにしましょう

面接

面接においては、

  • 遅刻せず時間を守る
  • 服装に気を遣う
  • 社員への挨拶
  • 言葉遣い

などが気を配るべきポイントです。

社会人としてふさわしい言動に心がけましょう。

電話やメールなどのやりとり


また、面接以外にも、電話やメールで連絡を取り合うこともありますよね。

  • 連絡する時間帯
  • 早めの返信や折り返し
  • 誤字脱字しない
  • お相手の名前を間違えない

といった部分に気を配り、自己PRと行動を一貫させましょう。

気配り上手を自己PRにするときの例文5選

それでは、具体的な例文を5つ紹介します。

ゼミ

ゼミの経験を活かした例文

私は、細やかな気配りを発揮し、チームの円滑な運営に貢献してきました。

所属する都市開発ゼミでは、複数のメンバーで研究を進めるプロジェクトが多く、全員が意見を出しやすい環境を作ることが重要でした。特に、意見を言うのが苦手なメンバーや、議論に参加しづらいメンバーの様子を見ながら、自然なタイミングで意見を促すように心がけました。

一度、グループ発表の準備中に、一部のメンバーが作業に遅れを取っていることに気づきました。そこで、進捗状況をこまめに確認し、課題があればサポートし、必要に応じて他のメンバーとも協力してタスクを分担するよう提案しました。この配慮により、メンバー全員が負担なくプロジェクトに取り組め、発表は無事成功しました。

この経験から、気配りは周囲の状況を的確に把握し、困っている人がいれば適切なタイミングで手を差し伸べることが大切だと学びました。ゼミで培ったこのスキルは、チームでの仕事や周囲との円滑なコミュニケーションに役立つと信じています。貴社でもこの強みを活かし、メンバーやクライアントとの信頼関係を築きながら、貢献していきたいと考えています。

こちらの例文は、ゼミのグループワークの経験から、気配りを意識したという例文になっています。

ゼミ内で困っていたメンバーへの気遣いが表現されていますね。

アルバイト

アルバイトでの経験を活かした例文

私は、アルバイトを通じて培った「気配り」を強みとしています。

飲食店での接客アルバイトでは、お客様のニーズに素早く気づき、常に快適に過ごしていただけるよう心掛けていました。たとえば、お客様がメニューを決めかねている様子や、忙しい時間帯に料理の提供が遅れてしまった際の表情を見逃さず、すぐに「お時間がかかって申し訳ございません」など一声かけることで、不満が溜まらないように対応していました。

あるとき、常連のお客様がいつもとは異なる商品を注文された際、その理由をさりげなく伺ったところ、健康に配慮したいという希望を持っていることがわかりました。そこで、次回来店時にはそのお客様の好みに合う新しいメニューをおすすめし、大変喜んでいただけました。このような細やかな気配りを通じて、多くのお客様から信頼を得ることができ、リピーターの増加やお店の売上向上にも貢献できました。

気配りは、相手の立場に立ち、少し先を見越して行動することで相手に安心感や満足感を提供できる力だと考えています。貴社でもこの気配り力を活かし、顧客満足度の向上やチーム全体のパフォーマンス向上に貢献したいと考えています。

この例文では、飲食店のアルバイトでの経験を活かしています。

入社後のビジョンで締めくくられており、良い自己PRになっています。

サークル

サークルの経験を活かした例文

私は、サークル活動において周囲の状況に敏感に気を配り、メンバー全員が快適に活動できる環境を作ることに注力してきました。

私の所属するミュージカルサークルでは、定期的にイベントの企画や運営を行っており、リーダー的な役割を果たす機会も多くありました。特に、大規模なイベントの準備期間中には、忙しさからメンバー同士のコミュニケーションが減ることがありました。そこで、私は全員の進捗や負担を細かく把握し、メンバーが無理なく役割を果たせるように調整を行いました。

一例として、イベント準備が忙しい時期に、メンバーの一人が他の学業との両立に苦労している様子に気づきました。私はそのメンバーと話し合い、負担を軽減するためにタスクを再分配しました。また、他のメンバーにも協力を呼びかけ、全員でサポートする体制を整えた結果、イベントは予定通り成功し、メンバー同士の信頼関係も深まりました。

この経験から、気配りは個人の負担を減らすだけでなく、チーム全体の士気を高める重要な要素であると感じました。私は、このような気配りを活かして、組織全体のパフォーマンスを向上させることができると自負しています。貴社でも、このスキルを活かして、チームやクライアントとの円滑なコミュニケーションを図り、成果に繋げていきたいと考えています

この自己PRでは、サークル活動におけるリーダーシップやサポート役としての気配りが、チーム全体の成功にどのように役立ったかを具体的に説明しています。

サークルの中での実際の体験を盛り込むことで、気配りが結果につながる行動であることが伝わる内容になっています。

ボランティア

ボランティアでの経験から作成した例文

私は、ボランティア活動を通じて、周囲に対して細やかな気配りを発揮し、円滑なコミュニケーションやサポートを提供してきました。特に、地域の高齢者施設でのボランティア活動では、参加者一人ひとりの体調や気分に気を配ることを大切にしていました。施設の利用者の方々は、日々の状態が異なるため、その日の体調や表情からニーズを読み取り、声をかけるタイミングや内容を調整していました。

ある日、いつも明るく話しかけてくださる利用者の方が、体調がすぐれないようで静かに過ごされていました。そこで、私は無理に話しかけることなく、様子を見ながらお茶を差し出し、ゆっくり過ごせる環境を提供しました。その方は後日、「あのとき気を遣ってくれて助かりました」と感謝の言葉をくださり、私の気配りが相手の安心感につながったことを実感しました。

この経験を通じて、気配りは表面的な行動だけではなく、相手の気持ちや状況を的確に読み取り、相手に寄り添うことが大切であると学びました。貴社でも、顧客や同僚のニーズを敏感に察知し、先回りして行動することで、より良い成果を生み出すことに貢献していきたいと考えています。

この自己PRでは、ボランティア活動を通じた気配りが相手にどのような影響を与えたか、具体的なエピソードを通じてアピールしています。

気配りが単なる行動ではなく、相手の状況を理解し、的確な対応を取る力であることを強調しています。

インターン

インターンの経験を活かした例文

私はインターンの経験を通じて、細やかな気配りを発揮し、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献してきました。インターン先では、複数のプロジェクトが同時に進行しており、上司や他の社員が忙しくしている様子を見て、私自身ができるサポートを常に考え、行動に移すことを心掛けました。

例えば、あるプロジェクトで会議の資料作成を任された際、指示された内容だけでなく、過去の会議資料や関連するデータを自ら調べて盛り込みました。その結果、上司から「よく気が回っている」と評価をいただき、会議の進行もスムーズに行われました。また、日々の業務でも、上司が忙しいときには書類の整理や簡単なリサーチを自主的に引き受けるなど、業務のサポートを積極的に行いました。

このインターンを通じて、周囲の状況をよく観察し、自分から行動することが、チームの仕事を円滑に進めるために重要であると実感しました。気配りは、単に相手に気を遣うだけではなく、相手が求めることを先読みしてサポートする力です。貴社でも、この気配り力を活かし、チームやクライアントとの信頼関係を築きながら、業務の円滑な遂行に貢献したいと考えています。

この自己PRでは、インターン先での具体的な業務を通じて、気配りがどのように実践され、結果に結びついたかを描写しています。

気配りがチームの成功に貢献するスキルであることを強調しています。

まとめ

今回は気配り上手を活かした自己PRの作成について解説しました。

気配り上手なみなさんなら、さらに良い自己PRを目指せるはずです。

企業に上手にアピールして就活を有利に進めましょう。

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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