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就活で英語はいらない?TOEICなしでも問題ない大手企業を紹介!

大学生の間で「就活にはTOEICが必須」と言われることがありますが、実際には英語力を重視しない企業も多く存在します。

業界や職種によって求められるスキルは異なり、英語力よりも専門知識やコミュニケーション能力が重視されるケースも少なくありません。

この記事では、TOEICスコアがなくても応募可能な企業や、英語が就活でいらない理由について解説します。

この記事を読むのがおすすめな人
  • TOEICのスコアがなくて不安な就活生
  • 英語以外の強みで就活をしたい就活生
  • 英語が苦手でも大手企業に就職したい就活生
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目次

就活に英語がいらないと言われる4つの理由

就活において英語がいらない理由には、以下のような要因があります。

英語重視の企業は少ないから

実は、日本の多くの企業は採用時に英語力を重視していません。

大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ(第2回)議事録によると、英語を公用語としている企業は約5%と少数派であり、英語力の提示を求める企業も約3割にとどまります。

昇格・異動・海外赴任で英語力が求められるケースもありますが、多くの企業は入社後の習得を想定しています。

国内市場中心の企業では、英語より協調性や主体性が重要視されることが多いです。

出典:文部科学省 大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ(第2回)議事録

英語のスコアがいらない大手企業もあるから

TOEICのスコアを提出せずに応募できる大手企業は多数存在します。

たとえば、製造業やインフラ関連の企業、地方銀行、総合商社の一部では、英語力よりも専門知識や業界経験、コミュニケーション能力を重視する傾向があります。

これらの企業では、選考時に英語のスコアを求められることはほとんどなく、ESや面接では過去の実績や適性が評価されます。

特に、国内市場を中心に事業を展開する企業では、日本語での業務遂行能力が重要視されるため、英語力が必須ではないケースが多いです。

他のスキルが重視されることもあるから

多くの企業では、TOEICのスコアよりも専門知識や業務経験、コミュニケーション能力が重要視されています。

特にIT業界やコンサルティング企業では、プログラミングやデータ分析などのスキルが評価され、営業職では交渉力や論理的思考力が採用の決め手になることが多いです。

企業側は「即戦力」としての能力を求めているため、インターン経験や課外活動などの具体的な実績が重視される傾向があります。

そのため、英語力に自信がなくても、自分の強みを明確に伝えることで十分に採用で評価される可能性があります。

理系は専門スキルが重視されるから

理系学生の就職では、英語力よりも研究内容や技術的なスキルが重視される傾向があります。

特に製薬・化学・機械・IT分野では、大学・大学院での研究テーマや成果が採用の決め手になることが一般的です。

たとえば、研究室でのプロジェクト経験や論文発表、特許取得などの実績は、TOEICのスコア以上に高く評価されます。

専門性が問われる職種では、英語は補助的なスキルとして扱われ、技術力や研究成果の方が重要視されるのが現状です。

英語はいらない?TOEICは就活で書かないほうがいい場合2選

TOEICのスコアがあるからといって、必ずしもエントリーシートに記載すべきとは限りません。

場合によっては逆効果になることもあり、英語のスコアはいらない場合もあります。

点数が応募基準に届かない場合

大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ(第2回)議事録によると、企業が英語能力の提示を求める場合、TOEIC700点以上や英検2級以上を基準とすることが多く、昇格や異動、海外赴任時に英語力を条件とする企業は約1割程度にとどまります。

大学生の英語力に対する企業の期待も採用時とほぼ同様であり、特に海外市場を重視する企業ではTOEIC700点以上を求める割合が高い傾向が見られます。

スコアが基準に満たない場合、英語に自信がないという印象を与える可能性があるため、選考時にはスコアを記載せず、他の強みを効果的にアピールする方が有利に働くことがあります。

出典:文部科学省 大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ(第2回)議事録

他に強調すべき強みがある場合

英語以外に際立つ強みがある場合(例:リーダーシップ経験、長期インターン、特定の専門スキルなど)、TOEICスコアを記載せず、その強みを最大限に活かすのも有効な戦略です。

限られたエントリーシートのスペースでは、企業が求める人材像に最も響くポイントを優先的に伝えることが重要になります。

特に、業務に直結するスキルや実績があるなら、それを前面に押し出すことで評価につながりやすくなります。

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TOEICはいらない?業界別英語スコアなしで応募できる大手企業

TOEICスコアがなくても採用される大手企業は意外と多く、業界によってその傾向は異なります。

メーカー(製造業)

トヨタや日立、パナソニックなど大手企業の技術職や生産管理職では、TOEICスコアの提出が必須でない場合が多いです。

製造業の多くは国内市場中心に事業を展開しているため、英語力が必須でない職種も多いです。

これらの職種では専門知識や現場対応力が重視され、英語力は評価に含まれないことがあります。

インフラ系(電力・ガス・鉄道・通信)

東京電力、関西電力、JR各社、NTTグループなどのインフラ企業では、英語を使う機会はほとんどありません。

これらは地域密着型の事業であり、日本語での対応力や現場理解が重視されます。

採用時も英語スコアの提出は任意で、提出しない学生も多くいます。

金融(地方銀行・信用金庫・一部の保険会社)

千葉銀行や横浜銀行、東京信用金庫や大阪信用金庫などの地方銀行・信用金庫は、地域との関係性が重要な業務を担っているため、英語の必要性が低いです。

これらの金融機関では、英語よりも地域経済の知識や地元との関係構築能力が評価されます。

日本生命や第一生命などの保険会社でも、国内営業職では英語スコアを求められない場合が多いです。

不動産・住宅・建設

大和ハウス工業、住友林業、積水ハウスなどの住宅・建設企業では、英語力はあまり重視されていません。

顧客対応や現場管理が中心で、日本語でのコミュニケーション能力が求められます。

採用時も英語力より「人柄」や「行動力」が評価される傾向があります。

IT業界(SIer・ソフトウェア開発)

NTTデータ、富士通、NECなどのSIerでは、英語力よりプログラミングスキルや論理的思考力が重視されます。

クライアントが主に国内企業のため、英語スキルは選考でほとんど問われません。

開発職では、アルゴリズムやデータ構造などの専門知識が特に重要とされます。

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就活無双できる?TOEICで有利になる企業とは

一方で、TOEICスコアが高いことで明確に有利になる業界・企業もあります。

外資系企業

外資系企業(Google、P&G、マッキンゼーなど)では、英語が社内公用語であることが多く、高いTOEICスコアが求められます。

800点以上が応募条件となっている企業も珍しくありません。

業務上も英語を使う機会が多いため、実践的なスピーキング力も含めて英語力が重視されます。

総合商社

三菱商事、伊藤忠商事、住友商事などの総合商社は、海外との取引が日常的にあるため、英語スキルは重要な評価項目です。

TOEIC800点以上を足切りラインにしている企業も存在します。

選考過程でも英語面接や英語課題が課されることがあるため、高スコアは必須となります。

航空業界(航空会社・空港運営)

ANAやJALなどの航空会社では、国際線業務や外国人客対応を行うことから、TOEICスコアが評価対象になります。

客室乗務員や国際線スタッフでは700点以上が望まれることが多いです

空港運営会社(成田国際空港など)でも、国際的な対応力が問われます。

旅行・観光業界

JTB、HISなどの旅行会社では、海外ツアーの企画・案内で英語を使う場面が多くあります。

TOEICスコアが高いことで、語学対応ができる人材として評価されることがあります。

特に海外支店配属を希望する場合は、高スコアが有利になります。

コンサルティング業界

アクセンチュアやデロイトなどのコンサル会社では、海外案件も多く、英語での資料作成やミーティング対応が求められます。

TOEIC800点以上が望ましいとされるケースが多いです。

英語のプレゼン能力も採用時に評価されるため、実践的スキルも必要です。

海外進出している日系企業

日清食品、ユニクロ、楽天など、海外展開を積極的に進めている企業では英語スキルが昇進や異動の条件になることがあります。

TOEICスコアが高いことで、海外駐在のチャンスを得られる可能性も高まります。

そのため、これらの企業では英語力の向上がキャリアアップの重要な鍵とされています。

就活を有利に進めるTOEIC以外の英語資格

TOEIC以外にも、英語力を証明する資格はいくつか存在し、就活の場面で評価されることがあります。

英検

出典:英検(実用英語技能検定)

英検(実用英語技能検定)は、日本国内で最も知名度の高い英語資格の一つで、特に準1級以上は高い英語力を持つ証明として評価されます。

文部科学省認定の資格であり、公的性が高いため、履歴書にも安心して記載できる強みがあります。

就職活動においては、教育・出版・観光・地方自治体など、国内志向の強い業界や公的機関で特に信頼性があるとされ、加点対象として扱われるケースもあります

TOEFL

出典:ETS JAPAN

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アカデミックな英語力を測る試験で、外資系企業や国際部門、研究職などでの評価が高いです。

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をバランスよく問われるため、英語での実務対応力があると判断されやすく、グローバル人材としての印象を与えます。

特に英語での資料読解や会議への参加が求められる職場では、TOEFLスコアの提出が有利に働くことがあります。

IELTS

出典:IELTS公式サイト | 公益財団法人 日本英語検定協会

IELTS(International English Language Testing System)は、英語圏での生活や仕事に必要な英語力を4技能で測る国際的な資格です。

TOEICと異なり、スピーキングやライティングも試験に含まれるため、より実践的な英語運用能力の証明になります。

国際会議や多国籍チームでの業務が想定される職種を目指す場合、有力なアピール材料となります。

まとめ

この記事では、TOEICのスコアがなくても応募できる企業や、就職活動において英語力がいらない理由について紹介しました。

TOEICスコアがなくても応募可能な大手企業は多く、英語力が就活のすべてではありません。

自分の強みを理解し、それを効果的にアピールすることが成功の鍵となります。

英語が得意でない学生も、焦らず自分に合った戦略で就職活動を進めていくことが大切です。

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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