就活偏差値で見る業界別ランキング|勝ち組ラインとキャリアの選び方を解説

「自分の志望企業の就活偏差値はどのくらいなのだろうか」と気にしている就活生は多いでしょう。
就活偏差値は、企業の採用難易度や自分の立ち位置を客観的に把握するための重要な指標です。
この記事では、業界別の就活偏差値ランキングや勝ち組企業の選び方について、詳しく解説していきます。
- 自分が志望する業界の就職偏差値を知りたい就活生
- 業界別の就活偏差値ランキングを参考にしたい就活生
- 勝ち組企業の選び方を理解したい就活生


就活偏差値とは?
就活偏差値を正しく把握することは、企業選びを計画的に進めるための重要なステップです。
企業の就職難易度を示す指標
応募者数や合格率、企業の人気度などをもとに算出され、企業ごとの競争の激しさを客観的に示しています。
ただし、「就活偏差値診断」というものもあり、これは就活生自身の就活力や適性を測るためのツールを指します。
つまり、企業の難易度を表す偏差値とは別に、自分の強みや課題を知るために使われることもあるため、両者の違いを理解することが大切です。
あなたの就活偏差値はどれくらい?診断の方法
自分自身の就活偏差値を把握することで、目指すべき企業群のレベル感が明確になります。
キャリアパーク「就活力診断」

出典:キャリアパーク
診断結果は、論理的思考力・対人能力・自己PR力などを点数化した上で、どのレベルの企業群が狙えるかを示します。
これにより、自分の現在地と目標とのギャップを把握することが可能です。
OfferBox「AnalyzeU+」

251問の質問に回答することで、自己分析に深みを持たせながら、どの業界や職種に向いているかを把握できます。
約100万人のデータに基づいた精度の高い診断結果が出るため、信頼性が高いです。
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業界別!就活偏差値ランキングで見る勝ち組企業
就活偏差値の高い企業は「勝ち組企業」とも呼ばれ、多くの学生が毎年志望する人気企業です。
このランキングは、大学通信ONLINEの「新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024」を参考にし、カテゴリ別に整理しています。
出典:大学通信ONLINE 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
商社・流通
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 三井物産 | 63.6 | 総合商社 |
2 | 三菱商事 | 63.5 | 総合商社 |
3 | 住友商事 | 63.3 | 総合商社 |
4 | 伊藤忠商事 | 62.4 | 総合商社 |
5 | 双日 | 61.2 | 総合商社 |
5 | 豊田通商 | 60.7 | 自動車系商社 |
6 | 川崎汽船 | 60.5 | 海運・物流インフラ |
7 | 商船三井 | 59.0 | 海運・物流インフラ |
コンサルティング・シンクタンク
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ボストン コンサルティング グループ | 66.3 | 戦略コンサル |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 64.5 | 戦略コンサル |
3 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 63.5 | BIG4コンサル |
4 | デロイト トーマツ コンサルティング | 62.4 | BIG4コンサル |
5 | KPMGコンサルティング | 62.2 | BIG4コンサル |
6 | PwCコンサルティング | 61.7 | BIG4コンサル |
7 | アビームコンサルティング | 61.6 | 日系総合コンサル |
8 | アクセンチュア | 60.8 | 総合IT・BPO系コンサル |
広告・メディア
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ | 62.0 | 総合広告代理店 |
2 | 電通 | 61.9 | 総合広告代理店 |
3 | テレビ朝日 | 61.8 | 民放キー局 |
4 | 講談社 | 61.8 | 出版・広告・メディア |
5 | TBSテレビ | 60.8 | 民放キー局 |
6 | テレビ東京 | 60.5 | 民放キー局 |
7 | ADKホールディングス | 59.6 | 広告代理店 |
8 | 小学館 | 61.8 | 出版/メディア |
IT・通信
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | エムスリー | 64.2 | 医療×IT |
2 | メルカリ | 62.5 | フリマアプリ・CtoCサービス |
3 | NTT(持株会社) | 61.5 | 通信・グループ統括 |
4 | 楽天グループ | 61.2 | EC・金融・通信 |
5 | アマゾンジャパン | 60.9 | 外資IT・EC |
6 | 日本マイクロソフト | 60.8 | 外資IT・クラウド |
7 | 日本IBM | 60.1 | 外資IT・SI・コンサル |
8 | NTTデータグループ | 59.7 | SI・ITサービス |
9 | LINEヤフー | 59.5 | ポータル・Webサービス |
10 | KDDI | 59.4 | 通信キャリア |
11 | ドコモグループ | 59.2 | 通信キャリア |
12 | ディー・エヌ・エー | 59.1 | ゲーム・スポーツ・ヘルスケア |
メーカー・インフラ
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 旭化成 | 63.6 | 化学メーカー |
2 | レーザーテック | 63.6 | 半導体製造装置 |
3 | P&Gジャパン | 62.3 | 消費財(外資) |
4 | 味の素 | 61.4 | 食品メーカー |
5 | 中外製薬 | 61.3 | 製薬 |
6 | アステラス製薬 | 60.3 | 製薬 |
7 | 三菱重工業 | 60.3 | 総合重工業 |
8 | 花王 | 59.5 | 日用品・化粧品 |
9 | 日立製作所 | 59.5 | 電機・インフラ |
10 | 日清オイリオ | 59.1 | 食品油メーカー |
11 | 富士フイルム | 59.8 | 精密機器・医療・印刷複合 |
12 | ソニーグループ | 59.5 | 家電・金融・エンタメ複合 |
13 | JR東海 | 61.2 | 鉄道インフラ/交通 |
金融・保険
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 日本政策投資銀行 | 63.3 | 政策系金融機関 |
2 | 岡崎信用金庫 | 61.6 | 地方金融機関 |
3 | 三菱UFJ信託銀行 | 61.6 | メガバンク信託部門 |
4 | 三菱UFJ銀行 | 61.4 | メガバンク |
5 | 三井住友銀行 | 60.9 | メガバンク |
6 | SMBC日興証券 | 60.1 | 証券 |
7 | 農林中央金庫 | 60.0 | 系統金融機関 |
8 | 三井住友信託銀行 | 59.3 | 信託銀行 |
不動産・建設(デベロッパー)
順位 | 企業名 | 偏差値 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 三菱地所 | 63.0 | 不動産大手デベロッパー |
2 | 三井不動産 | 61.4 | 不動産大手デベロッパー |
3 | 東急不動産 | 60.9 | デベロッパー |
4 | 野村不動産 | 59.5 | デベロッパー |
外資系企業の就活偏差値とは?
外資系企業は、選考のスタイルや求められるスキルが国内企業と大きく異なり、就職難易度も高い傾向があります。
外資系企業の就活偏差値ランキング
順位 | 企業名 | 偏差値 | 業界カテゴリ | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ボストン コンサルティング グループ | 66.3 | コンサル | 外資戦略コンサル |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 64.5 | コンサル | 外資戦略コンサル |
3 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 63.5 | コンサル | BIG4外資コンサル |
4 | デロイト トーマツ コンサルティング | 62.4 | コンサル | BIG4外資コンサル |
5 | KPMGコンサルティング | 62.2 | コンサル | BIG4外資コンサル |
6 | PwCコンサルティング | 61.7 | コンサル | BIG4外資コンサル |
7 | アクセンチュア | 60.8 | コンサル/IT | 外資IT・コンサル |
8 | P&Gジャパン | 62.3 | メーカー(消費財) | 外資消費財 |
9 | 日本マイクロソフト | 60.8 | IT | 外資IT |
10 | ユニリーバ・ジャパン | 60.6 | メーカー(消費財) | 外資消費財 |
11 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 60.0 | 製薬・医療機器 | 外資医療 |
12 | モルガン・スタンレー | 59.5 | 金融(証券) | 外資投資銀行 |
13 | 日本ロレアル | 59.3 | メーカー(化粧品) | 外資化粧品 |
14 | ネスレ日本 | 59.1 | メーカー(食品) | 外資食品 |
就活における勝ち組企業を選ぶためのポイント
志望企業を選ぶ際は、就活偏差値だけでなく、総合的に見て、自分に合った基準で判断することが求められます。
企業の安定性・将来性を評価する
自己資本比率や売上、ROE(自己資本利益率)などをチェックすれば、経営の健全性がわかります。
新規事業や研究開発への投資状況からは、将来の成長力を判断することができます。
これらの情報は、企業のIR(投資家向け広報)資料や決算説明書などで確認しましょう。
働きやすさと福利厚生を調査する
いくら高偏差値の企業でも、労働環境が厳しければ長く続けるのは難しくなります。
離職率や平均残業時間、フレックス制度、在宅勤務の有無などをチェックし、働きやすさを見極めることが重要です。
さらに、住宅手当や育児支援制度などの福利厚生の面も、企業の採用ページや口コミサイトから確認可能です。
企業の社会貢献度と文化を理解する
環境保護や地域貢献などに力を入れている企業は、長期的な信頼を重視する傾向があります。
また、社員インタビューや社内報、公式SNSなどからは、社風や職場の雰囲気を読み取ることができます。
自分の価値観や働き方に合う企業を見極める上で、こうした情報も重要な判断材料になります。
キャリア支援の有無を確認する
新人研修やOJTの充実度、ジョブローテーション制度の有無などから、スキルアップ支援の体制を確認しましょう。
海外研修や自己啓発支援制度などが整っていれば、より多様な経験を積むことが可能です。
これらの情報は、採用ページや企業説明会などで事前に確認しておくと安心です。
まとめ
この記事では、業界別の就活偏差値ランキングや勝ち組企業の選び方について紹介しました。
就活偏差値は、企業選びの参考になる一方で、それだけに依存するのは危険です。
業界別に見ると、総合商社やコンサル、外資系企業が特に高偏差値を誇りますが、自分自身の適性や価値観に合った企業を選ぶことが、キャリア形成において最も重要です。
就活偏差値という客観的な指標を活用しつつ、企業の内実を見極めた判断をすることが、後悔のない就活につながるでしょう。
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