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履歴書で輝く自己PRの書き方:強み別の例文13選もご紹介!

履歴書で輝く自己PRの書き方

履歴書やエントリーシートの自己PR欄は、自分の強みは何か、それを活かしてどう企業に貢献するかをアピールできる絶好のチャンスです。

書類選考通過に向けて、是が非でも採用担当者の目に留まる自己PR文章を書きたいところですよね。

ですが、実際にどのように書いたらよいのかわからないという学生の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、採用担当者の目に留まる自己PRの書き方から、強み別の例文もご紹介します。

ご自身の就職活動の参考にしてみてください。

この記事を読むのがおすすめな人
  • 履歴書に書く自己PRに悩んでいる人
  • 是が非でも採用担当者の目に留まる自己PR文章を書きたい人
目次

自己PRとは?何を書けばいいの?

就職活動における「自己PR」とは、応募先の企業に対して自分を売り込むのための大切な要素となります。

「自分を採用すべき理由」「自分が入社した際に貢献できること」を積極的に提示して、採用の判断を後押しするための材料が自己PRです。

自己PRには、応募先企業で活かせるスキルや、応募する仕事に関係している素質を書くのがおすすめです。

採用担当者が見ている自己PRのポイント

採用担当者は、自己PRで次の2つのポイントをチェックしています。

会社が求めているスキルや経験を持ち合わせているか

採用担当者は、入社後に自社で活躍してくれる人材を求めています。

そのため、自己PRでは会社が求めているスキルや経験を持っているかが判断されます。事前に企業研究をしっかりと行い、会社が求めているスキル・経験とアピールしたい内容にずれがないか、確認しておくようにしましょう。

わかりやすく自分の考えを伝えられるか

日々の業務において、自分の考えを整理して相手にわかりやすく伝える能力が求められる場面は少なくありません。

そのため、自己PRでは自分の考えがわかりやすくまとまっているかという能力も見られています。

論理的に文章が繋がっているか、文法に誤りはないか、誤字脱字はないか、最終チェックを怠らないようにしましょう。

評価される自己PRの書き方4STEP

ここでは、実際に自己PRを書く際の手順を4つのポイントに分けて解説します。

応募企業・職種で求められているスキルを書き出す

まずは、募集要項や企業のホームページから、応募企業・職種で求められているスキルや経験を探し、書き出してみましょう。

採用情報のページに職種ごとに求める能力や人物像が掲載されていることがほとんどです。

自己分析で強みを見出し、強みに合った実績を見つける

次に、自分の強みと実績を書き出していきます。

学生時代の活動内容を整理し、そこで出した成果や課題解決した内容、評価されたことを挙げてみましょう。

成果や解決した課題は、必ずしも大きいものである必要はありません。大事なのは、「どのように取り組み、解決に至ったか」「そこで自分の強みはどのように活かされたか」を明確にすることです。

達成した数字や関わったメンバーの数等など、具体的な数字を盛り込むと説得力が生まれます。

強みと実績の中から、応募企業で活かせるものを選ぶ

強みや実績の洗い出しができたら、その中から応募企業で活かせそうなものに絞っていきましょう。

自己PRではつい多くの実績や強みを並べてしまいがちですが、アピールすべきは企業が求めているスキル・経験です。

「企業が求めているスキル・経験」と「自分の強み・実績」の重なる部分に焦点を当ててみてください。

そうすることで、自分の強みや実績が仕事で具体的にどのように役経つのかを明確に伝えることができます。

選んだ強み・実績を元に、自己PRを書いていく

最後に、アピールする内容を文章にまとめます。

履歴書の自己PR欄はスペースが狭いため、100~200字程度を目安にしてください。

文字が詰まりすぎると採用担当者も読みにくいので、記入欄の7~8割程度を埋めるようにまとめましょう。

履歴書での自己PRの構成

伝える内容がイメージできたら、実際にどのような順番で書くべきか、構成を見ていきましょう。

自己PRの構成は大きく3つに分かれます。

自分の強みは何か

まずは「自分の強みは何か」という結論から伝えましょう。

履歴書の限られたスペースでわかりやすく伝えることが不可欠です。自己PRは書き出しで読んでもらえるかが決まるので、「自分の強みは何か」という結論を最初に述べましょう。

根拠となるエピソード

強みを伝えた後は、それが本当に強みといえるのかを伝えられるよう、根拠となるエピソードを書きましょう。

このエピソードのところで、家族や友人などからのコメントを伝えると、より説得力が増します。

また、エピソードを伝えることで強みを発揮するシーンが想像できるので、「自社でも強みを活かしてかつやくしてくれそうだ」と入社後のイメージを持ってもらいやすくなります。

強みを活かして企業にどう貢献するか

最後は「自分の強みを活かして企業にどう貢献するか」で締めましょう。

企業が欲しいのは「自社で活躍できる人材」です。企業に貢献したい内容が具体的であればあるほど、入社後の活躍をイメージしやすいのでどのような部署や業務を通して何に貢献したいのか、明確に伝えましょう。

自己PRの例文

ここからは、実際の自己PRの例文を見ていきましょう。

職種別・強み別に例文を紹介しているので、参考にしてみてください。

職種別の自己PR例文

営業職の自己PR例文

私の強みは立場の違う相手と妥協点を見出す交渉力です。

さまざまなサークルの意図を汲みつつ、来客の導線や客数の偏りを避けるための調整をしなければならず、ときには各団体とぶつかることが多々ありました。

私は学園祭実行員の幹事長として、音楽やダンスサークルの人と交渉しつつ、学園祭を作り上げてきました。

しかし、交渉を重ね、それぞれの妥協点を見つけ出し、各団体が納得できる学園祭を作り出すことができました。

さまざまな立場の人、意見を持つ人を、中心となってまとめ、良いものを作り出す交渉力を活かし、入社後は顧客にとって満足でき、かつ御社の売上にも最大限貢献できるような営業活動をして活躍したいです。

事務職の自己PR例文

私の強みは正確に作業を進められる力です。

私は音楽サークルの会計係を務めており、部費の徴収や合宿費、飲み会などの会計管理をおこなっていました。

Excelを使って緻密に管理しており、2年間務めた中で1円の狂いも出したことはありません。

また、部費が集まらないなどトラブルもありましたが、定期的に督促し、部員に支払いを意識付けることにより、半年に1回の予算作成時には滞りなく業務を進めました。

御社に入社後も、どんなに細かい作業もミスなく正確に進め、皆様からの信頼を得て活躍できると確信しています。

研究職の自己PR例文

私の強みは論理的思考力です。

私は生物学科に所属し、光合成について研究していました。仮説を立て、実験し、結果からまた仮説を立て、実験をすると繰り返していましたが、どの過程でも「なぜこう考えたのか」「どうしてこうなったのか」を説明する論理的な思考力が鍛えられました。

常に論理的なつながりを意識して実験を進めていたため、大学3年生の冬頃には、教授から「仮説の段階から論理的で説得力のある内容だ」と褒めていただき、自身の論理的思考力に自信を持ちました。

御社に入社した後も、論理的に考え適切なPDCAサイクルを回し、最終的には多くの人に愛される商品を開発できるよう尽力します。

強み別の自己PR例文

「責任感」を強みとする自己PR例文

私の強みは物事を自責で捉え、常に自分にできることを模索して成果へ導こうと努力できることです。

大学時代はテニス部に所属しており、部の目標は団体戦で全国大会に出場することでした。しかし私が所属していたチームは部内での力量の差が大きく、試合で得点を得られない選手に対して冷ややかな視線を送るメンバーもいました。

ただ、得点を得られない選手をただ責めても何も問題は解決しないと考え、私は中でもテニス経験が長い選手としてその選手の課題の発見と練習メニューの改良のサポートに徹しました。

結果、少し時間はかかりましたがその選手の持ち味を引き出す取り組みができるようになり、引退直前のタイミングで団体戦で全国大会に出場するという目標を達成することができました。

入社後もこの自責で捉えるスタンスを持ち続け、組織のためにその時自分にできることを模索、実践していきたいと思います。

「協調性」を強みとする自己PR例文

私の強みは、協調性を持って主体的に行動できる点です。

私は大学1年生から4年生にかけて飲食店のホールのアルバイトを行っておりましたが、職場では店長とアルバイトで意見が合わないことやオペレーションが整っていないことでお店がうまく回っていませんでした。

しかし私は良い店舗にしていきたいという想いから食事の提供方法や役割分担について意見を出し、また誰よりも全員とコミュニケーションを取ることを意識しました。

結果、意見が採用され効率が上がっただけでなく、利用してくださった顧客から団体での予約が入るなどしてリピーターの獲得にも繋がりました。店舗の雰囲気も良くなり細かい連携が取れるようになったことも嬉しいポイントです。

入社後はこの強みを活かし、主体的に行動することで組織の売上の向上と活性化に貢献したいです。

「真面目さ」を強みとする自己PR例文

私の強みは、人が避けたがることに率先して取り組む真面目さがあることです。

大学時代は居酒屋でアルバイトを行っていたのですが、働き出した当初はお手洗いの清潔さに関するクレームが多く寄せられていました。

しかしスタッフは皆忙しさも相まって最低限の清掃しか行っていなかったため自分がやるしかないと考え、仕事の合間を縫って頻繁にお手洗いの清掃と備品の補充を行うようにしました。

するとお手洗いにに寄せられたクレームが激減しただけでなく、サービス提供に関する評価が上がったことや私の働きぶりを見たスタッフの士気が高まっていることなどを店長から感謝してもらうことができとても嬉しかったのを覚えています。

入社後はこの強みを活かし、自分にしかできない価値提供を行うことで組織に貢献したいと思います。

「継続力」を強みとする自己PR例文

私は何事においても目標を達成できるまで諦めない継続力があります。

私は高校から野球部に所属してそのタイミングで野球を始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。

引退までには必ず試合に出たいと考えた私は、今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューをコーチに組んでもらい、朝練の前に1時間早く起きて個人での練習を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。

その甲斐あって高校2年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準優勝することができました。

入社後にはこの継続力を活かし、それまでに経験したことのない業務であっても細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。

「向上心」を強みとする自己PR例文

私の強みは現状に満足せずにより高い目標を目指して努力できる点です。

昨年まで参加していた長期インターンシップにおいて私は記事執筆業務に従事していたのですが、社員の方からは「記事の質が高いにもかかわらず執筆スピードも問題ない」との声をいただいていました。

しかし私はもっと生産性を高めたいと考え、記事の質を担保しつつ執筆スピードを高められるよう一般的な効率UP施策を実施しつつ、二度同じフィードバックを受けぬよう反省点管理シートを作成して運用しました。

結果、以前から質を落とさぬ状態で1記事あたりの執筆時間を6時間から5時間に短縮させることができ、月に納める記事数も増やすことができました。

入社後はこの向上心を活かし、常に高い目標を掲げてそれに向けたアクションを取ることで組織に貢献していきたいと思います。

「行動力」を強みとする自己PR例文

私の強みは課題の要因の発見と解決に向けて努力できることです。

アルバイトで勤めていた小学生向けの塾では度々生徒の集中力のなさが問題視されていました。

私はそれを受けて数日間生徒たちの動きを細かく観察し、集中力が持続しないのは生徒同士の席の近さと教室内にある時計の位置にあるのではないかという仮説を立て、塾の責任者の方へ席の配置と時計の位置の見直しを提案しました。

結果、生徒たちが問題を解いている間の私語は激減し、「気づいたら帰る時間になっていた」とつぶやく生徒も現れ、以前よりも生徒たちが学習しやすい環境を作ることができました。

入社後もこの課題発見力と解決力を生かし、事業の質をより高めていけるよう率先して行動したいと思います。

「素直さ」を強みとする自己PR例文

私の強みは、他者の意見を素直に取り入れ次に繋げられることです。

大学時代はダンスサークルに所属していたのですが、練習中にリーダーから「アンサンブルがなってない。自分が目立とうとする前に全体の調和を意識して欲しい」と指摘を受けました。

最初は「本格的に練習し出してまだ数ヶ月しか経っていない自分にそんなハイレベルなことを言われても」という気持ちになりましたが、一旦アドバイスに従ってみて上手くいけたら嬉しいし、違えば軌道修正をすれば良いと考え、まずはリーダーの指示通りに練習することに決めました。

結果、その1ヶ月後の自分のダンスは驚くほど周りに溶け込んでおり、リーダーから「こんな速度で成長できるなんて、来年にはセンターで踊れてるかもしれないね」と褒めてもらえたのがとても嬉しかったのを覚えています。

入社後はこの素直さと成長速度を活かし、他者の意見を積極的に取り入れてアクションに繋げることで組織に貢献したいです。

「主体性」を強みとする自己PR例文

私の強みは、組織の目指す方向を見据えつつその時々の自分の役割を考えて行動できることです。

私は大学時代バレーボール部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、一年生の頃怪我をしたことでバレーを続けることができなくなってしまいました。

最初は絶望しましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分がチームにできることをやって貢献しようと考えられるようになり、マネージャーとして部を支えることを決めました。

その時の自分にできるのはチームを客観的に見ることだと考えた私は、メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行いました。

最終的に私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。

入社後もこの主体性を活かして、その時自分に必要な役割を果たしていきたいと思います。

「体力」を強みとする自己PR例文

私の強みは、苦手なことにも積極的に取り組み諦めずに成果を追い求める点です。

大学時代はパンケーキ店でアルバイトを行っていたのですが、初めてのキッチン業務ということでパンケーキを上手く作ることができず、先輩から厳しい指摘を受けていました。

最初はとても落ち込んだのですが、中高生の頃野球部で培った精神力のお陰で「毎日少しずつ上手くなってるんだから自信を持とう」と自分を励まして気持ちを保っていました。

私は早く上達して一人前になりたいと考え、店長にお願いして毎日就業後に個人練習をさせてもらっていつつ、厳しくて近寄りがたかった料理長にも自分から積極的に話しかけコツを伝授してもらえるように働きかけました。

結果、2ヶ月も経つ頃には後輩の指導を任されるレベルまでに上達しました。

入社後はこの精神力を活かし、どんなに困難な課題にも挑戦し続けた成果に繋げたいと思います。

「忍耐力」を強みとする自己PR例文

私の強みは、一度決めたことを最後まで諦めずに努力できることです。

昨年長期インターンシップに参加していた際、新商品の案出しを行う機会があり、全10名の学生がそれぞれ計2回プレゼンすることになりました。

私はどちらかのプレゼンで優勝したいと考えていたのですが、初回は全く良いアイデアが思い浮かばず良い評価を受けられませんでした。

不甲斐ない結果に終わり心が折れそうになりましたが、一度決めた目標を諦めたくない、まだ次があるのだから勝負は終わったわけではないと自分を鼓舞し、アイデア出しのコツを書籍で勉強しつつ、競合調査シートを独自に作成してアイデア出しの基盤を固めました。

結果、2回目のプレゼンでは準優勝することができました。

目標には届きませんでしたが、忍耐と継続が自身の成長に繋がることを学ぶことができたと思います。

入社後はこの忍耐力を活かして、どのような難しい業務にも前向きに取り組みたいと思います。

「負けず嫌い」を強みとする自己PR例文

私の強みは、納得のいく成果を得られるまで諦めずに努力し続けられることです。

大学時代はアルバイトとしてテイクアウト用の総菜販売店に勤めていたのですが、ある年創業10周年ということで販売目標が掲げられました。

達成できればスタッフ全員にボーナスが入るということもあり、私はバイトリーダーとしてどうにか全員の力を併せてこの目標を達成したいと考え、店舗のディスプレイを工夫したりSNS投稿を引き受けて毎日発信したり、メンバーの得手不得手を考えて配置換えを行うなどあらゆる工夫を行いました。

結果、スタッフの努力の甲斐あって販売目標を達成することができ、発表時、スタッフみんなで抱き合って喜んだのを覚えています。

入社後はこの強みを活かし、組織一丸となって納得のいく成果を得られるよう尽力したいと思います。

「対応力」を強みとする自己PR例文

私には、イレギュラーが生じた場合でも前向きかつ柔軟に対応できる強みがあります。

私は大学時代テニス部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、一年生の頃怪我をしたことでテニスを続けることができなくなってしまいました。

最初は自暴自棄になりかけましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分ができることをやって部に貢献しようと考えられるようになり、マネージャーとしてサポートすることに決めました。

メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行うなどチームを客観的に捉えて強化できるように努めた結果、私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。

貴社への入社後もこの柔軟な対応力を活かして、様々な形で組織の改善と売上UPに貢献したいと思います。

まとめ

自己PRは「企業が自分を採用するメリット」を伝えるための重要な要素です。

採用担当者が「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる自己PRを考える必要があります。

そのためには企業研究を重ね、企業がどのようなスキル・経験を求めているのか、企業側のニーズをくみ取り、それに合った自己PRを作るように心がけましょう。

作成後は内容を見返し、誤字脱字にも気を付けながら「企業が求める人物像」に沿った自己PRになっているか確認するようにしてください。

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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