【例文有】不動産の志望動機の書き方やポイントまとめ!NG事項はある?

不動産業界は、毎年多くの就活生から人気のある業界ですよね。
そんな就活生の頭を悩ませるのが志望動機の作成です。
今回は、不動産業界ならではの志望動機の書き方やコツを詳しく紹介していきます。
- 不動産業界を志望する就活生
- 志望動機の例文を読みたい人
- さらに良い志望動機を書きたい人
不動産業界で求められる志望動機の特徴
まずは、不動産業界の就活において求められる志望動機の特徴を解説していきます。
以下の特徴をおさえて、志望動機をスムーズに書き出せるようにしましょう。
業界理解
まずはじめに、不動産業界全体についての理解が求められます。
不動産業界は、
- 売買
- 賃貸
- 投資
- 管理
といった多岐にわたる分野があるからです。
志望動機には、自分がどの分野に興味を持ち、なぜその分野を選んだのかを明確に記す必要があります。
成果主義
成果主義というのもこの志望動機において重要なキーワードです。
不動産業界では、取引の成約数や売上といった成果が重視されます。
成果主義に対する共感や過去の経験を志望動機に含めると良いでしょう。
顧客志向
不動産業界で働くにあたっては、顧客志向であることが重要です。
顧客のニーズを理解し、それに応じた提案ができることが求められるのです。
志望動機には、どのように顧客の要望に応えたいか、どのようにサービスを提供したいかについて触れると良いでしょう。
情熱
不動産は高額な取引が多く、顧客にとって大きな人生の決断となる場面も多いです。
そのため、情熱を持って顧客に向き合うことが信頼を築く鍵となります。
情熱が伝わることで、顧客は「この担当者なら信頼できる」と感じ、契約や購入の意志が高まることがあります。
年収
不動産業界を志望する就活生のなかには、年収という点に魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。
企業にもよりますが、「20代でも年収1000万円可能」などと稼げることをアピールしているケースもあります。
インセンティブ制度などに魅力を感じているということを伝えられると良いでしょう。
不動産業界の志望動機で書くべきポイント
ここからは、不動産業界の志望動機を書く際に必要なポイントを解説していきます。
業界を理解していること
志望動機を書く上で業界理解は必須ですが、これは不動産業界でも同じです。
じっくり時間をかけて業界研究をし、そのなかでの志望企業の立ち位置を確認するようにしましょう。
成果主義が好きなこと/成長志向であること
不動産業界は成果主義での評価を取り入れていることが一般的です。
この成果主義に共感を示し、成長、成果を求めるための努力を惜しまない姿勢を表現しましょう。
抽象的な言葉だけでは伝わりにくいので、ゼミなどの具体的な経験を交えて説得力のある志望動機にしましょう。
顧客のことを考えていること
不動産業界は顧客との信頼関係が必要不可欠です。この顧客志向に共感を示す必要があります。
その際も、自分自身のアルバイトの経験など、具体的なエピソードを添えると、他の応募者と差別化を図れてさらに良いものになるでしょう。
業界に対して熱い想いがあること
業界に対する情熱はありすぎて困るものではありません。思いのたけを表現しましょう。
不動産業界において自分がどんなビジネスパーソンになりたいのかというビジョンを明確にすると良いでしょう。
稼ぎたいこと
稼ぎたいという熱意は決して否定されるものではありません。
しかし、単純に稼ぎたいから、という理由では不十分です。
社内評価制度やインセンティブ制度などに触れ、自分自身の成長のための意欲を見せましょう。
不動産業界の志望動機の書き方の構成
志望動機に書く内容が分かったところで、実際に書くときの構成を解説します。
この構成を意識することで、一貫した伝わりやすい志望動機を書くことができます。
結論⇒理由で書く
どの業界においても、志望動機は結論ファーストで書きますが、これは不動産業界を志望する場合も同じです。
結論を最初に伝えることで、企業の採用担当者としても読みやすく、分かりやすい文章になります。
不動産業界を志す原体験を添える
不動産業界を志望する就活生は毎年たくさんいます。
その中でもオリジナリティを出すためには、志望動機に自分自身の原体験を盛り込む必要があります。バイト、サークル、ゼミ、など小さなことでも構いません。
経験を通してどんな気づきがあり、どんな価値観を持つようになったのかを表現するようにしましょう。
なぜ御社なのかを書く
不動産業界は大きな業界であり、多くの会社があります。
そんな中でどうしてその企業を志望するのか、という点は採用担当者が一番注目する部分です。
業界のなかでもその会社が優れている点や、事業を手掛ける地域の独自性などに言及し、人事を納得させられる志望動機を作成しましょう。
不動産業界の志望動機の例文
それでは、例文を4つ一気に紹介していきます。
パターンごとに分かれていますので、参考にしてみてください。
不動産賃貸の営業職の場合
私が貴社での不動産賃貸の営業職を志望した理由は、私の強みであるコミュニケーション能力を活かし、人々の生活に直接影響を与える仕事がしたいと考えたからです。
住まいは日々の生活の基盤となるものであり、お客様一人ひとりのニーズに合った物件を提案することで、生活の質を向上させる手助けができる点に非常に魅力を感じています。
私はアパレルショップでのアルバイト経験があり、お客様の声に耳を傾け、適切な提案を行う重要性に気づきました。
特に貴社では地域密着型のサービスを提供し、お客様との信頼関係を大切にしていると伺いました。私の経験を活かし、貴社の営業職として多くの方々の理想の住まい探しをサポートし、信頼される存在になりたいと考えています
住宅用不動産販売の営業職の場合
私が住宅用不動産販売の営業職を志望する理由は、住まいは人々の生活の基盤となるものであり、その選択に関わることができる点に大きな魅力を感じたからです。
家族が安心して過ごせる住まいを提供することで、お客様の生活の質を向上させ、幸せをサポートする役割を担いたいと考えています。
私は大学の吹奏楽部において、役員として運営に携わってきました。そのなかで、部員同士の連携や丁寧なコミュニケーションを心がけてきました。その結果、コンクールの県大会では日頃のチームワークを発揮し、金賞をとることができました。
貴社の物件は、デザインや機能性に注力しているだけでなく、住む人々のライフスタイルに合った提案を行っている点に魅力を感じました。細やかなコミュニケーションを通してお客様の要望を叶え、貴社の顔として優れた営業マンになれるよう努力したいと考えています。
投資用不動産販売の営業職の場合
私が貴社で投資用不動産販売の営業に携わりたいと考える理由は、投資や資産運用に対する強い関心があり、お客様の資産形成をサポートできる仕事に魅力を感じたことです。
大学では金融のゼミに所属し、実際に少額ながら投資を行うと同時に、リスク管理や投資戦略の重要性を学びました。
貴社は、豊富な投資用物件の取り扱いと高度な市場分析力を持ち、顧客のニーズに合わせた最適な投資提案を行っている点に非常に魅力を感じました。私の投資知識とこれまでの学びを活かし、貴社の営業職としてお客様に信頼される存在になりたいと考えています。また、お客様の長期的な資産形成をサポートし、最適な投資機会を提供することで、貴社の成長にも貢献したいと考えています。
デベロッパーの場合の志望動機
私がデベロッパーを志望する理由は、地域の活性化を通じて人々の生活を豊かにするプロジェクトに携わりたいと考えたからです。
地方都市の出身である私は、地元の活性化が地域社会全体に与える影響を実感してきました。特に、中心市街地の再開発や公共施設の整備が地域経済や住民の生活の質を向上させることに強い関心を持っています。
貴社は、地域の特性を活かした開発を行っていることを知り、地域社会に深く根ざした事業展開をしていることに共感しました。私も、貴社の一員として地域の特性を理解し、地域のニーズに応じた開発プロジェクトを推進したいと考えています。地域の魅力を引き出し、活性化に貢献することで、より多くの人々に喜ばれる都市空間を創りたいと思います。
不動産業界のNGな志望動機
最後に、残念ながら読み手の心に届かないNGな志望動機を紹介します。
対策方法も参考にしてみてください。
働くイメージがついていない
不動産業界で働くイメージがついていない、という風に読み手が感じ取ってしまうと、その志望動機は無効なものになってしまいます。
業界理解、企業理解を深め、具体的な志望動機を書けるようにしましょう。
成果にこだわることができない
不動産業界は、過程志向というよりも成果主義である企業がほとんどです。
志望動機に自分のエピソードを書く際にも、過程だけではなく結果まで記せると良いでしょう。
成長する意欲があるという向上心を全体的に示すことが必要です。
なぜ不動産業界を志望するか明確ではない
不動産業界を志望するはっきりした理由がないと、企業の採用担当者としても今後のキャリアに対する考え方に不安を抱いてしまいます。
志望動機ははっきり具体的に書き、読み手に納得してもらえるようにしましょう。
まとめ
この記事では、不動産業界の企業を志望する際の志望動機について解説しました。
より良い志望動機を書き、大人気の不動産企業で内定を勝ち取りましょう。
予めしっかりと準備をしておけば、就職活動もきっとうまくいくはずです。自分の思いや熱意をしっかり伝えて、これからの選考に臨んでください。
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