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集団面接で聞かれることは?自己紹介や自己PRなど面接の流れと質問例15選

就職活動において、多くの企業が採用する選考方法の一つが「集団面接」です。

他の応募者と一緒に面接を受ける形式は、協調性や発言力も評価されるため、対策が必要不可欠です。

本記事では、集団面接の基本的な流れや評価されるポイント、よく聞かれる質問例15選、準備方法、当日のマナーまで徹底解説します。

この記事を読むのがおすすめな人
  • 就職活動を始めたばかりで、集団面接の基本的な流れや準備方法を知りたい人
  • 面接スキルを強化し、具体的な質問例や回答のコツを学びたい人
  • 面接時のマナーや注意点を理解し、自信を持って面接に臨みたい人
目次

集団面接とは?

集団面接とは、複数の応募者が同時に面接を受ける形式の選考方法です。

一度に多くの候補者を比較できるため、多くの企業が新卒採用やインターン選考で取り入れています。

集団面接の基本的な流れ

集団面接は、通常以下のような流れで進行します。

  1. 受付: 指定された時間より早めに到着し、受付を済ませて待機しましょう。控え室では落ち着いた態度を心がけましょう。
  2. 入室:面接官の指示に従い入室し、一礼してから着席しましょう。姿勢を正し、落ち着いて面接の開始を待ちましょう。
  3. 自己紹介: 全員が順番に簡単な自己紹介を行います。面接官は第一印象として話し方、視線、表情などをチェックします。
  4. 質問タイム: 個別質問やグループディスカッションが行われます。個別質問では具体例を交えた回答が求められます。
  5. 退出: 最後に面接官へお礼を述べ、退出します。姿勢を正し、落ち着いた態度で退出することで好印象を残せます。

集団面接で評価される主なポイント

  • コミュニケーション能力
    自分の考えを適切に伝え、相手の意図を正確に理解できるかが評価されます。質問には簡潔に答え、自信を持って話す姿勢が求められます。また暗記したセリフではなく、自分の言葉で柔軟に説明する力も重要です。
  • 説明力
    集団面接は個別面接と違い、一人に与えられる回答時間が短いです。限られた時間内で自分の意見や考えをわかりやすく説明する力が重要となってきます。要点を簡潔に整理し、論理的な流れで話すことで、聞き手の理解を深めることができます。
  • 傾聴力
    他の就活生が話している間も気を抜かず、面接官や他の応募者の発言に耳を傾ける姿勢が評価されます。自分の番が終わった後も集中し、場の流れを把握することで協調性を示せます。

集団面接でよく聞かれる質問例15選

ここからは集団面接でよく聞かれる質問例15選を紹介します。

自己紹介などの基本の質問

「簡単に自己紹介をしてください。」

「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。学生時代は〇〇研究に取り組み、〇〇の経験から課題解決力を身につけました。御社の〇〇という点に共感し、ぜひ貢献したいと思っています。」

名前、大学名、専攻、強み、志望動機を簡潔にまとめ、仕事への意欲を伝えましょう。

「志望動機を教えてください。」

「私は〇〇の経験を通して、課題解決力とチームワークの大切さを学びました。御社の〇〇なプロジェクトに携わり、スキルを活かしながら成長したいと考えています。」

企業の特徴と自己経験を結び付け、具体的な目標を述べると良い印象を与えます。 

「あなたの長所と短所を教えてください。」

「長所は、問題解決のために粘り強く努力できる点です。短所は、慎重になりすぎるところですが、計画的に行動するよう意識しています。」

短所は改善策とセットで述べ、成長意欲を示しましょう。

趣味や特技を教えてください。」

「私の趣味はランニングで、毎週末に10キロ走っています。継続力と目標達成への意欲を高めるための重要な習慣です。」

仕事に役立ちそうな趣味を選び、成果や成長につながる話を盛り込みましょう。

自己PRに関する質問

「周囲からどのような人物だと言われますか?」

「周囲からは『責任感がある』と言われます。課題を途中で投げ出さず、最後までやり遂げる姿勢を評価されています。」

第三者の評価を用いることで信頼性が高まります。

「あなたの強みとそれを発揮した経験は?」

「私の強みはコミュニケーション能力です。アルバイトで新しい販売方法を提案し、売上を20%向上させました。」

自分の強みを裏付ける具体的なエピソードを盛り込み、結果を示しましょう。

「これまでに最も力を入れたプロジェクトは何ですか?」

「大学時代、イベント運営チームでリーダーを務めました。タスク管理とチームメンバーの調整を行い、500人規模のイベントを成功させました。」

リーダーシップや問題解決能力を強調し、成果を具体的な数字で伝えましょう。

協調性に関する質問

「グループ内で意見が対立した場合、どう対処しますか?」

「相手の意見をしっかり聞き、共通の目標に向かう方法を話し合いました。最終的には全員が納得する解決策を提案し、プロジェクトを成功に導きました。」

他者の意見を尊重しながら、自分の考えもわかりやすく伝えるスキルを示しましょう。

「他者の意見を受け入れた具体例を教えてください。」

「プレゼン準備中、私の提案に対して別の視点から改善案をもらいました。それを受け入れてプレゼンの流れを見直した結果、評価が向上しました。」

柔軟性を強調し、改善のために他者の意見を積極的に取り入れたことを伝えましょう。

「チーム内のメンバーとどのように協力しましたか?」

「チームで行う研究プロジェクトでは、進捗状況を共有し、困難なタスクはお互いにサポートしました。その結果、全員の意見が反映された高品質な成果物を提出できました。」

積極的なコミュニケーションと協力する姿勢を伝えましょう。

「チームで取り組んだ経験と自分の役割について教えてください。」

「大学の研究プロジェクトでは、リサーチリーダーを担当しました。データ収集と分析計画を立て、チーム内の進捗管理も行い、発表では全員が貢献できるよう調整しました。」

自分の役割や具体的な行動、チーム全体への影響を示すことで協調性とリーダーシップの両面をアピールできます。

その他の質問

「最近のニュースで気になった話題は?」

「環境問題への取り組みが進む中、企業の持続可能な開発目標への貢献が増えている点に注目しました。このトレンドに対応するスキルを磨きたいと考えています。」

時事問題への関心を示し、関連する知識や意欲をアピールしましょう。

「理想の上司像を教えてください。」

「自分の成長を支援し、建設的なフィードバックをくれる上司が理想です。挑戦する機会を与えながらも必要なサポートを行う姿勢に共感します。」

自分の成長に積極的な姿勢を示し、支援型の上司像を伝えましょう。

「5年後の目標を教えてください。」

「マーケティング部門のプロジェクトマネージャーとして、チームを率いて成果を上げる立場になりたいです。現在は必要なスキルを磨き、経験を積むことを目標としています。」

将来のキャリアビジョンと成長意欲を強調しましょう。

「どのような社会貢献をしたいですか?」

「環境保護活動や地域支援プロジェクトに参加し、企業のCSR活動にも積極的に携わりたいです。」

社会的な関心と貢献意欲を伝えることで、企業の理念と共鳴する姿勢をアピールできます。

ここまで、集団面接でよく聞かれる質問例を紹介しました。

質問に対する答え方の基本を押さえ、具体例を準備することで面接官に好印象を与えられます。

集団面接の準備は?

集団面接で評価されるには、入念な準備が必要です。

質問対策

面接でよく聞かれる質問をリストアップし、企業の特徴に合わせた回答例を考えておきましょう。

特に「志望動機」「自己PR」「長所と短所」などは、企業の求める人材像に沿った内容を準備することが重要です。

志望企業ごとに具体的な事例を用意し、説得力のあるエピソードを加えましょう。

模擬面接の活用

模擬面接は、実際の面接環境を再現する重要な練習手段です。

家族や友人に面接官役を依頼し、質問に対する回答の練習をしましょう。

発言内容だけでなく、態度や表情、声のトーンもチェックしてもらうことで、面接本番での不安を軽減できます。

また、第三者からの客観的なフィードバックを受けることで、回答の改善点が明確になり、自信を持って本番に臨む準備が整います。

企業研究の徹底

企業の公式ウェブサイトプレスリリースを確認し、事業内容、企業理念、採用ポリシーを理解しましょう。

さらに、最近の業界ニュース競合企業の動向も把握することで、より深い理解を示せます。

集団面接当日に意識すべきポイント

集団面接では、複数の応募者が同時に評価されるため、自分の強みや個性を効果的にアピールする必要があります。

第一印象と基本的なマナー

  • 身だしなみ: 清潔感のある服装と整った髪型が基本です。靴の汚れや爪の長さも確認しましょう。
  • 笑顔と挨拶: 面接官や他の応募者にも丁寧に挨拶を行い、明るい表情を心がけましょう。
  • 姿勢と態度: 背筋を伸ばし、適切な姿勢を保ちます。発言時ははきはきと話し、聞くときはうなずくなど、積極的な態度を示しましょう。

協調性を意識した発言と行動

  • 他者の意見を尊重: 他の応募者の意見をしっかり聞き、共感できる部分を取り入れましょう。相手の意見を否定せず、建設的な意見交換を心がけます。
  • 発言のバランス: 話しすぎず、聞き役に徹しすぎず、適切なタイミングで自分の意見を述べるようにしましょう。

注意すべきNG行動

  • 他者を批判する態度: 他の応募者の意見を批判するのは避けましょう。否定的な発言は協調性の欠如とみなされます。
  • 遅刻や準備不足: 集団面接では、時間厳守が非常に重要です。開始時間の15分前には到着するよう心がけ、持ち物を事前に確認しましょう。
  • スマホの電源管理: 面接開始前にスマートフォンの電源を必ずオフにしておきましょう。

退室する時のマナー

  • 最後の挨拶: 面接終了時には、全員に向かってお礼を述べましょう。「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」などの言葉を添えると良い印象を与えます。
  • 落ち着いて退出: 慌てずに静かに退出し、最後まで良い印象を残しましょう。


まとめ

この記事では集団面接の基本的な流れ評価されるポイントよく聞かれる質問例などを紹介しました。

集団面接では、個人のスキルだけでなく、集団の中での立ち振る舞いや協調性も評価されます。

事前の準備と適切なマナーを心がけ、常に積極的な態度で臨むことで、面接本番での成功率が高まります。

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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