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自己PRで周りをよく見る力は長所になる?エピソードを活かす書き方と例文

自己PRを書く際に「周りをよく見る力」をアピールしたいという就活生はいるのではないでしょうか。

今回は、周りをよく見て行動できる方に向けて、その強みや自己PRの書き方を紹介します。

例文もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むのがおすすめな人
  • 自己PRで周りをよく見る力をアピールしたい人
  • 自己PRの例文を読みたい人
  • 自己PRの書き方を知りたい人
目次

周りを見て行動できるのは大きな長所!自己PRになる理由

仕事や日常生活において「周りをよく見る力」はとても大きなスキルです。

ここでは、なぜ「周りをよく見る」が長所であり、自己PRに役立つのか解説します。

思いやりがあるから

周りを見て行動できる人は、他者の気持ちや状況を察し、相手に配慮した行動を取ることができます。

これは「思いやり」の表れであり、チームでの仕事や接客業など、人との関わりが多い場面で特に役立つ能力です。

たとえば、忙しそうにしている同僚を見て手助けを申し出たり、困っている人にさりげなくサポートを提供するなど、他者を気遣う行動はチームワークを促進し、周囲の信頼を得ることができます

細かいところに気づくことができるから

周りを見ている人は、細かい部分に気づく力も持っています。

就職後であれば、ミスや見落としにいち早く気づき、問題が大きくなる前に対応することが可能です。

このような細かな気配りや観察力は、クライアントとのやり取りや品質管理、プロジェクトの進行管理など、細心の注意が求められる場面で非常に役立ちます。

このような能力は組織にとっては大きな強みとなります。

気配りができるから

「周りを見る力」「気配り」は密接に関連しています。

気配りができる人は、他人のニーズや状況を常に把握し、その時々に適した行動を取ります。

たとえば、会議中に他の参加者が困っている様子を察して補足説明をする、イベントの運営で参加者の快適さを考慮して必要な準備をするなど、小さな行動でも大きな効果を生むことがあります。

こうした気配りは、職場や顧客対応の場面で信頼関係を築き、相手の満足度を高めることにつながります。

主体性があるから

周りを見て行動できる人は、単に指示を待つのではなく、状況を判断して自主的に動くことができるため、主体性があると評価されます。

たとえば、業務中に周囲の人が忙しそうであれば、自分から手を差し伸べたり、予想外の問題が発生した際には、指示がなくても自分で解決策を模索することができます。

このような主体性ある行動は、職場での評価を高め、リーダーシップを発揮する場面でも大いに役立ちます。

柔軟性があるから

周りを見て行動できる人は、状況に応じて臨機応変に対応する柔軟性も持ち合わせています。

職場では予測できない事態が発生することが多いため、そうした状況でも冷静に対処できる柔軟性は非常に重要です。

急な予定変更や顧客からの予想外の要望にも、適切に対応できることで、信頼される存在となります。

また、変化の多い現代のビジネス環境では、こうした柔軟性が組織の成功に直結するケースも少なくありません。

周りを見て行動する力を活かせる職種

周りを見て行動する力は、多くの職種で求められる重要なスキルなので、自己PRに書くととても効果的です。

特にこの能力が活かされる職種を紹介します。

サービス業

サービス業では、顧客のニーズを素早く察知し、臨機応変に対応することが求められます。

お客様の表情や行動から何を求めているのかを素早く察知し、適切なサービスを提供することで、顧客満足度を向上させられます

接客業

接客業では、細やかな気配りが必要です。

顧客とのコミュニケーションを円滑にし、満足度の高いサービスを提供するためには、周囲の状況をよく観察し、迅速に行動する能力が不可欠です。

営業

営業職では、クライアントのニーズや市場動向を敏感に察知し、適切な提案を行う力が求められます。

営業活動中、相手の表情や反応を細かく読み取り、その場でプレゼン内容や提案を柔軟に変更することで、契約成立の可能性を高めます。

また、周囲の状況を把握することで、競合他社との差別化を図ることも重要です。

マネジメント職

マネジメント職では、チーム全体の状況を見渡し、適切な指示を出すことが求められます。

メンバーの負担や業務状況を常に把握し、問題が発生する前に先手を打って対応することで、チームの生産性を高め、円滑な運営をサポートできます。

状況に応じた迅速な判断と行動が、リーダーシップを発揮するための鍵となります。

周りをよく見る力を自己PRにするときに気を付けること

自己PRで「周りをよく見る力」を効果的に伝えるためには、気を付けたいポイントがあります。

結論ファーストで書く

自己PRでは、まず結論を明確に伝えることが大切です。

「私は周りをよく見る力が強みです」と最初に述べることで、読み手に自分の長所をすぐに理解してもらえます。

その後に、その力がどのように役立つかを具体的に説明することで、相手に伝わりやすい文章になります。

結論を先に述べる「結論ファースト」の構成は、ビジネスの場でもよく使われる効果的な方法です。

具体的なエピソードを添える

単に「周りを見る力がある」と言うだけでは自己PRとして弱いため、具体的なエピソードを必ず添えるようにしましょう。

例えば周りをよく見て行動した結果、どのような成果を上げたか、どのようにチームや仕事に貢献できたかを詳しく説明します。

アルバイト経験でも「忙しい時にメンバーの負担を軽減するため、率先して雑務をこなした」など、実際の行動を示すことで信頼性が増します。

実際の行動例

  • アルバイトでの接客中、お客様の表情やしぐさからニーズを観察し、先回りしてサポートした
  • グループワークでメンバーの発言や行動から得意分野を理解し、役割分担を工夫した
  • 学生会の活動で参加者に興味を持って観察し、次回の企画内容に反映すると、次回から来場者が増えた
  • 部活動で仲間の練習態度や表情から調子を読み取り、声掛けやアドバイスを行うことで、チーム全体の士気を高くした
  • インターン先で社長の指示意図を観察し、必要な資料を事前に用意することで、業務効率化を努力した

適切に言い換える

単に「周りを見る力」と繰り返すよりも一言で言い換えた表現にする方が自然で伝わりやすい文章になるでしょう。

自己PRのなかで使える言い換え表現を紹介します。

  • 観察能力
  • 状況把握能力
  • 気配り
  • 配慮力
  • 先を読む力
  • 洞察力

周りをよく見る力を活かした自己PRの例文4選

ここからは、周りをよく見る力を活かした自己PRの例文4パターンに分けて紹介します。

アルバイト経験を活かした自己PRの例文

アルバイト

私の強みは周りをよく見て行動できるところです。飲食店のアルバイトでは、ランチタイムの混雑時でも全体を見渡し、誰が何を必要としているかを把握しながら行動していました。お客様が新たに来店された際には、すぐにメニューをお渡ししつつ、他のスタッフの動きを確認し、補助が必要な箇所があれば自主的にサポートしていました。混雑した時間帯でもスムーズな運営に貢献でき、お客様からの評価も高まりました。

この自己PRの例文では、飲食店という多忙な環境での具体的な行動を通じて「周りを見る力」を強調しています。

周囲の状況を素早く判断し、自発的に行動することで、お店全体の効率向上に貢献できた点が明確に伝わりますね。

部活の経験を活かした自己PRの例文

部活

私の強みは周りをよく見る力です。私はサッカー部の副キャプテンとして、常にチーム全体を観察しながら行動していました。練習中にメンバーの調子や体調に変化があれば、すぐに声をかけて、必要に応じて休憩を取らせたり、練習メニューを調整するよう監督に提案していました。このように、チームメンバー一人ひとりに気を配ることで、全員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに貢献しました。

この部活の例では、「周りを見る力」を通じてチーム全体の士気や体調管理に貢献した点が強調されています。

個人のプレーだけでなく、周囲のメンバーに気を配る姿勢がリーダーシップの一環としても評価されるため、チームの成功に貢献できた具体的なエピソードとしてバッチリな自己PRになっています

ボランティア経験を活かした自己PRの例文

ボランティア

私の強みは細かいことに気づく力です。地域のイベントでボランティアをした際、参加者の動きを常に確認し、スムーズな進行をサポートするよう心がけました。特に、高齢者や小さなお子様を連れた方々には、イベント会場内での移動がスムーズに行えるように誘導し、必要に応じて椅子を用意するなど、細やかな対応を心がけました。その結果、イベントは大きなトラブルもなく進行し、参加者からも感謝の声を多くいただきました。

この自己PRの例文では、特に高齢者や子どもなど配慮が必要な人々に対して、周囲をよく観察しながら適切なサポートを行ったことを強調しています。

イベント運営のような複数の要素が同時に進行する場面では、「周りを見る力」がとても役立ちます。

困っている人に対して自主的に行動し、全体の円滑な運営に貢献できたことを具体的にアピールしています。

ゼミの経験を活かした自己PRの例文

ゼミ

私の強みは周りを見る力です。大学のゼミ活動では、メンバーがそれぞれの研究に集中している中で、全体の進捗状況を管理するようにしました。ゼミ発表の準備期間中には、自分の担当部分を進めるだけではなく、他のメンバーが行き詰っていると感じた時に積極的に声をかけてアドバイスを提供したり、参考になる資料を提案するなどしてサポートしました。その結果、ゼミ全体として予定通りに発表を完了することができ、全員が高い評価を得ることができました。

この自己PRの例文では、周囲のメンバーの進捗や困難に気付き、自発的にサポートを行う姿勢を強調しています。

また、過程から結果までを表すことで、説得力ある文章になっています。

まとめ

今回は「周りを見る力」の自己PRについて紹介しました。

周りを見る力は素敵なスキルなので、ぜひ思いっ切りアピールしていきましょう!

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この記事の監修者

大塚 教平のアバター 大塚 教平 シナリオ・プランニング株式会社 代表取締役

人気企業ランキング常連のベンチャー企業であり、採用倍率1000倍の会社に新卒として入社。
社会人2年目でシナリオ・プランニング株式会社を創業し、今では年間4万人が応募する人気企業に成長させる。
複数の会社の経営にも参画し、取締役、監査役、投資家、とある村の共同オーナーなど、活躍の幅を広げている。
Z世代層の支援者(企業)として、累計8,000人の就活をサポート。現在は「モテ就活」の編集責任者も務める。

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