自己PRがない!成功体験がなくても強みを見つける方法と使える例文

自己PRの作成は就活生のだれもが求められることですよね。
いきなり自己PRと言われても困ってしまう就活生も多いでしょう。
自己PRがないと落ち込んでいる就活生も、この記事を読んで、自己PRを書き始めてみてください!
- 自己PRがなくて困っている人
- 自己PRに何を書いたらいいのか分からない人
- 自己PRを書いているけどなかなか筆が進まない人
自己PRが書けないと感じる原因は?
自己PRが書けないと感じる原因はいくつかあります。
今回は、代表的なものを4つ紹介します。
自己分析が足りていない
まず、自己PRが書けないと感じる最も大きな原因は自己分析が不足していることです。
自分の強みや弱み、これまでの経験から何を学んできたのかを十分に振り返っていないと、何を書けば良いのか迷ってしまいます。
自己分析を深めることで、自分の価値観や行動パターンが明確になり、PRに使えるエピソードが見えてくるでしょう。
自己肯定感が低く、何もしてこなかったと思い込んでいる
自己肯定感が低いことも、自己PRを書く際の障害となることがあります。
「自分には特にアピールできる経験がない」「何も成し遂げていない」と感じることは、多くの人が経験する悩みです。
しかし、日常の小さな行動や経験も、視点を変えれば十分アピールポイントになります。
例えば、日常的に努力していることや他人を支える役割を果たしてきたことなども、自分の強みや人柄を伝えるエピソードとして有効です。
重要なのは、特別な成果を強調することではなく、その過程で何を学び、どのように成長したかを伝えることです。
特別なエピソードがないと書けないと勘違いしている
特別なエピソードがないと自己PRが成立しないという誤解も、よく見られる原因です。
実際に多くの企業が求めているのは、具体的な実績よりも、日常的な行動や姿勢に裏打ちされた人柄や価値観です。
たとえば、継続的に何かをコツコツと続ける力や、チームで協力し合う姿勢は、企業にとって重要な資質です。
自己PRで必要なのは、派手な成功体験ではなく、その経験から自分がどのように行動し、成長してきたのかをしっかりと伝えることです。
ガクチカの内容と重なる
ガクチカの内容と自己PRが重なることも悩みの一つです。
多くの場合、ガクチカでは学生時代の経験を通じて得た学びや行動を強調しますが、自己PRではそれとは異なる視点からアピールすることが求められます。
具体的には、ガクチカでは行動や学びを重視し、自己PRではそれらを支える人柄や価値観をアピールすることが重要です。
同じエピソードを用いたとしても、どの部分に焦点を当てるかによって、全く違った印象を与えることができます。
強みを見つけて自己PRを書く方法
自己PRを書くためには、自分の強みを見つけ、それを効果的にアピールすることが重要です。
そこで、いくつかの方法を活用することで、自分の強みを発見し、自己PRに活かすことができます。
具体的な方法について説明します。
自分史を書いてみる
自分の強みを見つけるために有効な手段の一つが、自分史を書くことです。
これは、過去の出来事を振り返りながら、自分がどのような経験を積み、どんな成果を挙げてきたのかを整理する作業です。
小学校や中学校、高校、大学といった節目ごとに、印象に残っているエピソードを書き出してみましょう。
そこで何を学んだか、どのような役割を果たしたか、困難をどう乗り越えたかを思い返すことで、自分の強みが見えてきます。
このプロセスを通じて、自分が持つ特徴や価値観、行動パターンを把握できるため、それを自己PRに活かせるようになります。
身近なところからエピソードをさがしてみる
次に、身近なところからエピソードを探すことも効果的です。
自己PRで使うエピソードは、必ずしも特別な経験である必要はありません。
例えば、以下のような場所での経験を振り返ると、自分の強みを見つけやすくなります。
ゼミ
ゼミは、専門的な知識を深めるだけでなく、ディスカッションやプレゼンテーションなど、他者との協力や意見交換の場でもあります。
ゼミでの議論をリードしたり、問題解決に向けて積極的に取り組んだ経験は、リーダーシップや協調性、問題解決力をアピールするエピソードになります。
サークルや部活
サークルや部活での活動も、自己PRに使えるエピソードの宝庫です。
特に、チームでの目標達成に向けた努力や、困難に直面した際の自分の対応などは、自分の強みを引き出す良い機会です。
リーダーとしてチームをまとめた経験や、サポート役として周囲を支えた経験は、あなたの強みを示す具体的な事例となります。
また、部活やサークルでの経験は、忍耐力や責任感を強調するためにも使えます。
アルバイト
アルバイトも、自己PRにおいて大いに活用できる場です。
アルバイトでは、ビジネスの現場に近い経験を積むことができるため、社会人として必要な能力や姿勢を学ぶ良い機会となります。
例えば、接客業では顧客対応力やコミュニケーション能力が鍛えられますし、長期間にわたって続けたアルバイトでは、忍耐力や責任感をアピールできます。
チームで働く際に、他のメンバーとどのように協力して仕事を進めたかも、協調性を示す重要なポイントです。
企業の求める人物像にあてはめて書く
自分の強みを整理できたら、それを企業の求める人物像にあてはめて書くことが大切です。
企業はそれぞれ、求める人物像や期待する役割が異なります。
自分が持っている強みが、その企業でどのように役立つのかを考え、自己PRの中で具体的に示すことで、より説得力のあるアピールができます。
企業の求めるスキルや資質に、自分のエピソードがどのようにマッチするのかを考えながら、PR文を書きましょう。
例えば、リーダーシップを求める企業であれば、ゼミやサークルでのリーダー経験を強調し、コミュニケーション能力を重視する企業であれば、アルバイトでの顧客対応経験をアピールすることが効果的です。
知恵袋での先輩たちの声
それでは、過去に就活していた先輩たちは、どのように考えて自己PRを作成していたのでしょうか。
Yahoo知恵袋を覗いてみました。
実際に書いたことの例
大学院生の時に研究室の人間をまとめたり授業のアシスタントで後輩たちに指導したりすることがあったので、それについて書きました
研究室やゼミでのエピソードはやはり書きやすいようです。
学校のカリキュラムの一環なので、勉学に励む大学生としては企業からの印象もよいでしょう。
見方を変えて自己PRにした例
自己PRは自分はこういう強みがありますよっていうのをアピールするものなので、その強みをうまく説明できれば、仮面浪人のエピソードでもいいと思います。
発想の転換や、考え方を変えることで、自己PRの作成が進むこともあります。
柔軟に考えて進めてみましょう。
自己PRの例文3選
それでは、どのような自己PRを書いたらよいのか、その例文を見てみましょう。3つ紹介します。
ゼミの経験を活かした例文
私はゼミでリーダーシップを発揮し、チームをまとめた経験があります。ゼミでは毎月グループディスカッションがあり、私はその中でリーダーを任されました。メンバーの意見が対立した際には、一人一人の意見をしっかりと聞き、全員が納得できる結論を出すために調整役を務めました。具体的には、意見の違いを整理し、共通点を見つけることで合意形成を図りました。その結果、私たちのグループはプレゼンテーションの発表でも高評価を得ることができました。この経験から、私は他者の意見を尊重しながらも、チームを導く力を身に付けました。
この例文では、リーダーシップと調整力をアピールしています。
リーダーとしての役割とチーム内での調整能力を強調することで、企業での協力的なリーダーシップが期待できることを伝えています。
サークルの経験を活かした例文
私は大学のサークル活動で、チームワークの重要性を学び、協調性を身につけました。特に、文化祭の出し物を担当した際、企画の進行が遅れ、多くの問題が発生しました。私はその中で、メンバーの意見をまとめ、役割分担を再調整しました。各メンバーが得意な分野に専念できるようにし、それぞれが持つスキルを最大限に活かすことで、最終的には時間内に準備を整えることができました。この経験から、私はチームメンバーと信頼関係を築き、協力して成果を上げる力を養いました。
この例文では、協調性と問題解決力が強みとして示されています。
問題が発生した状況を具体的に描写することで、課題解決に向けた行動が強調されています。
アルバイト経験を活かした例文
私は2年間、飲食店でアルバイトをし、責任感を持つようになりました。接客業務の中で特に心掛けたのは、お客様に満足していただけるサービスを提供することです。ある日、常連のお客様から新しいメニューに関する問い合わせを受けましたが、すぐに答えられず、店長に確認することにしました。私はその後、お客様に直接お礼を伝え、丁寧な説明を行いました。お客様から「また来たい」と言われた時、責任を持って仕事をすることの大切さを再認識しました。
この例文では、顧客対応力と責任感をアピールしています。
単に「接客を頑張った」と言うのではなく、実際の行動とその背景を描写することで、具体性と信頼性を高めています。
まとめ
今回は、自己PRがないと悩む人でも自己PRを書きやすくなる方法や、強みを引き出す方法を紹介しました。
なにかと自信を失うこともあるかもしれませんが、自己PRは自分のために必要なものなので、まずは書き出してみてください!
また、ポジティブな印象を与えることが、面接官に好印象を残すカギです。自分らしい座右の銘を選んで、面接を突破しましょう。
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